研究会「安全保障協力体制の構想」

本研究会では国内外の専門家を集い、米中間競争の間で、日本が日米関係を基軸にし、如何に多国間安全保障協力に取り組むべきかについて考えます。特に、中国と適切な距離を保ちながらアジア太平洋やNATO諸国と協力して国際秩序の維持、安全保障を確保していく方策を国際的な視座で議論します。

活動記録

構成メンバー

岩間陽子

政策研究大学院大学教授
国際政治、欧州安全保障

大庭三枝

神奈川大学法学部教授

中村真咲

名古屋経済大学経営学部教授
モンゴル憲法史、比較法、法制史

益尾知佐子

九州大学大学院比較社会文化研究院教授
専門は国際関係論、現代中国の対外政策。 

<学歴>
佐賀市生まれ、福岡県育ち、小倉高等学校卒業。
東京大学文科II類進学後、教養学部教養学科第三(国際関係論コース)卒業。
東京大学総合文化研究科国際社会科学専攻 博士課程修了、博士(学術)。
高校在学中に米国に交換留学(1年)、大学在学中に北京大学に交換留学(1年)、博士課程在学中に同じく北京大学で在外研究(1年)。
 
<経歴>
日本学術振興会特別研究員(DC1、海外、PD)、日本国際問題研究所研究員(中国・朝鮮半島担当)、ハーバード大学名誉教授エズラ・F・ヴォーゲル教授研究助手、早稲田大学現代中国研究所講師を経て、2008年に九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。2022年から現職。
ハーバード大学イエンチン研究所協働研究員(2014〜15年)、中国社会科学院訪問学者(2019年)、外交学院訪問学者(2019年)などを歴任。

桑原尚子

岩手県立大学総合政策学部准教授
国際協力論、開発法学(Law & Development)、権威主義体制と法、現代イスラーム法 

名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程修了後、日本学術振興会PD(2002〜2005年)、JICAウズベキスタン事務所・法整備支援専門家等(2005〜2011年)、高知短期大学(現、高知県立大学)教授(2011〜2013年)、福山市立大学准教授(2013〜2016年)、JICAイラク事務所企画調査員(2016〜2019年)、JICAタジキスタン事務所企画調査員(2019〜2021年)を経て、2021年10月より現職。

古賀慶

南洋工科大学社会科学部准教授

LOTTAZ Pascal

京都大学 白眉センター特定准教授

Dr. Pascal Lottaz is an Associate Professor at Kyoto University where he investigates
neutrality in international relations and directs the research network neutralitystudies.com.
He received his MA and PhD from the National Graduate Institute for Policy Studies (GRIPS)
and previously researched and taught at Waseda University and Temple University (Japan
Campus). His recent books include Sweden, Japan, and the Long Second World War
(Routledge, 2022), Neutral Beyond the Cold: Neutral States and the Post-Cold War
International System (Lexington Books, 2022), and Notions of Neutralities (Lexington Books,
2019). He also wrote articles on “Neutrality Studies” for Oxford Encyclopedia and “The
Politics and Diplomacy of Neutrality” for Oxford Bibliography. He can be followed on
youtube.: youtube.com/@neutralitystudies.

Umirdinov Alisher

名古屋経済大学法学部教授

小林弘幸/Hiroyuki KOBAYASHI

特任研究員
専門はイギリス外交史、核戦略、核軍縮等