益尾知佐子

九州大学大学院比較社会文化研究院教授
専門は国際関係論、現代中国の対外政策。 

<学歴>
佐賀市生まれ、福岡県育ち、小倉高等学校卒業。
東京大学文科II類進学後、教養学部教養学科第三(国際関係論コース)卒業。
東京大学総合文化研究科国際社会科学専攻 博士課程修了、博士(学術)。
高校在学中に米国に交換留学(1年)、大学在学中に北京大学に交換留学(1年)、博士課程在学中に同じく北京大学で在外研究(1年)。
 
<経歴>
日本学術振興会特別研究員(DC1、海外、PD)、日本国際問題研究所研究員(中国・朝鮮半島担当)、ハーバード大学名誉教授エズラ・F・ヴォーゲル教授研究助手、早稲田大学現代中国研究所講師を経て、2008年に九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。2022年から現職。
ハーバード大学イエンチン研究所協働研究員(2014〜15年)、中国社会科学院訪問学者(2019年)、外交学院訪問学者(2019年)などを歴任。

ROLESでの活動

所属プロジェクト・分科会

業績

業績

単著

『中国の行動原理─国内潮流が決める国際関係』(中公新書、2019年)

『中国政治外交の転換点─改革開放と「独立自主の対外政策」』(東京大学出版会、2010年)

共著・編著

『中国外交史』(筆頭著者、青山瑠妙・三船恵美・趙宏偉と、東京大学出版会、2017年)

『中国外交の世界戦略 ――日・米・アジアとの攻防30年』(趙宏偉・青山瑠妙・三船恵美と、明石書店、2011年)

翻訳・監訳

エズラ・F・ヴォーゲル『現代中国の父 鄧小平』(共訳・日本経済新聞出版、2019年)

エズラ・F・ヴォーゲル『日中関係史』(日本経済新聞出版、2013年)