桑原尚子

岩手県立大学総合政策学部准教授
国際協力論、開発法学(Law & Development)、権威主義体制と法、現代イスラーム法 

名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程修了後、日本学術振興会PD(2002〜2005年)、JICAウズベキスタン事務所・法整備支援専門家等(2005〜2011年)、高知短期大学(現、高知県立大学)教授(2011〜2013年)、福山市立大学准教授(2013〜2016年)、JICAイラク事務所企画調査員(2016〜2019年)、JICAタジキスタン事務所企画調査員(2019〜2021年)を経て、2021年10月より現職。

ROLESでの活動

所属プロジェクト・分科会

業績

業績

共著・編著

鮎京正訓・島田弦・桑原尚子編著『多様な法世界における法整備支援』(アジア法整備支援叢書)旬報社,2021年.

分担執筆

鮎京正訓、浅野宜之、四本健二編著『新版 アジア憲法集』(分担執筆:「第11章マレーシア連邦 解説・訳」「第15章シンガポール共和国 解説・訳」明石書店,2021年.

アジア法学会、孝忠延夫、高見澤麿、堀井聡江編『現代のイスラーム法』(分担執筆:「第4章イスラーム金融における債権譲渡をめぐる諸問題と遅れてきた『近代経験』−マレーシアを事例として」)成文堂,2016年.

阿部博友,小林成光,高田寛,高橋均,平野温郎編『世界の法律情報―グローバル・リーガル・リサーチ』(分担執筆:「第8章 マレーシア法」「第17章 イスラーム法」)文眞堂,2016年.

日比野由利編『アジアの生殖補助医療と法・倫理』(分担執筆:「第4章マレーシアにおける生殖補助医療と法・倫理」「第5章シンガポールにおける生殖補助医療と法・倫理」)法律文化社,2014年.

堀川徹,大江泰一郎,磯貝健一編『シャリーアとロシア帝国―近代中央ユーラシアの法と社会』(分担執筆:「『近代法』の移植と土着法適用についての帝国の論理―マレーシアと中央アジアの比較から」)臨川書店,2014年.

稲正樹,孝忠延夫,國分典子編『アジアの憲法入門』(分担執筆:「第10章中央アジア編 人権」)日本評論社,2010年.

鮎京正訓編『アジア法ガイドブック』(分担執筆:「第9章マレーシア」)名古屋大学出版会,2009年.

北村一郎編『アクセスガイド外国法』(分担執筆:「東南アジア法ほか マレーシア」)東京大学出版会,2004年.

小林昌之,今泉慎也編『アジア諸国の紛争処理制度』(分担執筆:「第9章マレーシアにおけるムスリムの家事紛争解決過程:合意形成における言説分析を中心として」)アジア経済研究所,2003年.

田中由美子,大沢真理,伊東るり編『開発とジェンダー:エンパワーメントの国際協力』(分担執筆:「第10章ケーススタディ:イスラーム離婚法におけるジェンダー」)国際協力出版会,2002年.

論文

“Constitutional Politics Affecting Religious Minorities under Constitutionalization of Islam after the Iraq War”,上智アジア学,第39号,2021年12月,pp. 117-135.

「権威主義体制における『司法の独立』と法整備支援についての一考察−ウズベキスタンを事例として」法政論集(名古屋大学)272号,2017年3月,pp.207-240.

「東南アジア法史研究回顧 マレーシア法制史研究の状況」法制史研究66号,2017年3月,pp.145-158.

「イスラームと立憲主義をめぐる問題の諸相:歴史的コンテクストから考える(1)(2・完)」ICD NEWS(法務省法務総合研究所国際協力部報)第65号,2015年12月,pp.8-13,第66号,2016年3月,pp.5-12.

「マレーシア:多民族国家における国民統合のジレンマ」比較法研究(比較法学会)77,2015年12月,pp.207-215.

「国際人権とイスラーム:ジェンダーを中心に」都市経営(福山市立大学紀要)第7号,2015年2月,pp.35-45.

「イスラーム法と政治-マレーシアにおける一夫多妻(ポリガミー)をめぐる論争から」『国際哲学研究』別冊4(東洋大学国際哲学研究センター)2014年8月,pp.68-85.

“Negotiating Gender Rights and Relations in the Constitution-Making Process in Egypt”, al-raida (The Institute for Women’s Studies in the Arab World of Lebanese American University), Issue143-144, 2013-2014, pp.43-54.

「法整備支援における受入国側のイニシアティブと抵抗:ウズベキスタン法整備支援から」アジア法研究(アジア法学会)第5号・第6号,2013年3月,pp.53-65.

「イスラーム証拠法の現代的変容-マレーシア・シャリーア裁判所証拠法におけるイギリス法の移植-」社会科学論集(高知短期大学)第100号,2012年3月,pp.35-59.

「イスラーム離婚法改革の論理とその特質-マレーシアを事例として」アジア法研究(アジア法学会)第4号,2010年10月,pp.3-21.

「法整備支援における『法の移植(legal transplants)』をめぐる議論の序論的考察」名古屋大学国際開発研究フォーラム第34号,2007年3月,pp.171-184.

社会的発信

「実は日本も関わっている、ロシアの『勢力圏』中央アジアの『法と制度』」Webアスティオン(2023年2月1日).

「神の法に則った『正しい』金儲け−法学者の知的営為としてのイスラーム金融」法学教室第495号,2021年12月,pp.4-7.