小泉悠/Yu KOIZUMI
東京大学先端科学技術研究センター准教授
業績
『軍事大国ロシア 新たな戦略と行動原理』作品社、2016年
『プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア』東京堂出版、2016年
『ロシア軍は生まれ変われるか』東洋書店、2011年
渡部恒雄、近藤大介、小泉悠著『大国の暴走 「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか』講談社、2017年
森本敏、高橋杉雄編『新たなミサイル軍拡競争と日本の防衛』(分担執筆:「ロシアにとってのINF問題」)並木書房、2020年
外交政策センター編、川上高司、石澤靖治編著『2020年生き残りの戦略 : 世界はこう動く!』(分担執筆:「ロシア-「神通力」を失うプーチンの次なる一手」)創成社、2020年
多賀秀敏編著『平和学から世界を見る』(分担執筆:「「新しい戦争」について考える」)成文堂、2020年
広瀬佳一編『現代ヨーロッパの安全保障 ポスト2014:パワーバランスの構図を読む』(分担執筆:「ヨーロッパ安全保障とロシア」及びコラム「ロシア軍の近代化プログラム」)ミネルヴァ書房、2019年
道下徳成編『「技術」が変える戦争と平和』(分担執筆:「技術革新とハイブリッド戦争 ロシアを中心として」)芙蓉書房出版、2019年
川名晋史編『共振する国際政治学と地域研究 基地、紛争、秩序』(分担執筆:「北極圏の軍事化をめぐるパラドックス」)勁草書房、2019年
秋山信将、高橋杉雄編『「核の忘却」の終わり: 核兵器復権の時代』(分担執筆:「ロシア――ロシア版「エスカレーション抑止」戦略をめぐって」)勁草書房、2019年
「極東ロシア軍の将来像:公刊情報と衛星画像による分析と予測」『海外事情』第72第1、2024年1-2月、38-50頁
「ウクライナ戦争をめぐる「が」について」『世界』第974号、2023年10月、43-52頁「米中対立とロシア : 安全保障面における「問題としての中国」と「パートナーとしての中国」」『国際安全保障』第50巻第2号、2022年9月、56-73頁
「消耗戦へ回帰する「現代の戦争」 : 軍事思想から見たロシア・ウクライナ戦争」『外交』第74号、2022年7-8月、6-17頁
「軍事面から見る今次ウクライナ危機」『ロシアNIS調査月報』第67巻第4号、2022年4月、10-21頁
「ロシアの将来戦ビジョンに見る闘争観」『戦略研究』第29号、2021年10月(研究奨励賞受賞)
「書評論文 大国間競争時代における宇宙安全保障の今後 : 福島康仁著『宇宙と安全保障 : 軍事利用の潮流とガバナンスの模索』を手がかりとして」『戦略研究』第27号、2020年9月、101-112頁
「ロシアのインテリジェンス機関とICT」『情報処理』第61巻第7号、2020年7月、693-699頁
「ロシアの対宇宙作戦能力 : 衛星PNTシステム等に対する妨害能力を中心として」『CISTEC journal』第183号、2019年9月、212-220頁
「ロシアのサイバー戦略 : 序論としてのマッピングの試み」『海外事情』第67巻第4号、2019年、83-96頁
「ロシアの武器輸出を巡る米露関係 」『CISTEC journal』第180号、2019年3月、129-137頁
「ロシア流の戦争方法――軍事イノヴェーションと「非対称」戦略――」『戦略研究』第22号、2018年3月
「ロシアの秩序観 : 「主権」と「勢力圏」を手掛かりとして」『国際安全保障』第45巻第4号、2018年3月、32 – 47頁.(最優秀新人論文賞)
「ロシアの安全保障政策における戦術核兵器の位置づけと展望」『国際安全保障』第40巻第4号、2013年3月、54 – 70頁
「ロシア軍改革と戦略論の新潮流―陸軍改革に見られる冷戦後ロシアの軍事態勢」『戦略研究』第9号、2011年3月
「軍改革に見る安全保障政策の変化と連続性--プーチン・メドヴェージェフ両政権下における軍改革プランの比較 」『国際安全保障』第39巻第1号、2011年6月、28 – 45頁
マーク・ガレオッティ著、小泉悠監訳・茂木作太郎訳『スペツナズ ロシア特殊部隊の全貌』並木書房、2017年
ドミートリー・トレーニン著、河東哲夫・湯浅剛・小泉悠訳『ロシア新戦略 ユーラシアの大変動を読み解く』作品社、2011年