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イベント概要 本企画は、東京大学先端研ROLES(池内恵研究室)が、東京大学情報学環渡邉英徳研究室と実施してきた「国際紛争のデータ・ビジュアライゼーション」研究の成果を踏まえて、東京藝術大学の石山友美研究室およびパレスチナ出身の映画監督カマール・アル=ジャアファリー(Kamal Aljafari)氏を招いて、氏の映画を題材に、パレスチナの破壊と抹消を、中東政治・データビジュアライゼーション・映像表現の三つの観点から検討する、映画上映会・国際研究集会です。
本国際研究集会では、ジャアファリー監督作品の『Paradiso, XXXI, 108』と『An Unusual Summer』を上映し、東京大学・東京芸術大学の研究者とジャアファリー監督による討議、および来場者を交えたインタラクティブな質疑応答・クロストークを実施します。
パレスチナの記録と可視化―失われた土地の記憶とアーカイブ表現 日時: 2026年9月18日(金)17:00-20:00(開場16:30)
会場: 東京大学駒場IIキャンパス 3号館 南棟1階 ENEOSホール(
会場案内)
主催: 東京大学先端研創発戦略研究オープンラボ(ROLES)
東京大学大学院情報学環・渡邉英徳研究室
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻・石山友美研究室
山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)
参加: 無料・一般公開・事前申込制(定員150名)(※オンライン配信は行われません)
言語: 日本語・英語(日英通訳あり)
参加登録はこちらジャアファリー監督作品についての論評
本上映会・研究集会にあたって、池内恵研究室、渡邉英徳研究室、石山友美研究室がジャアファリー監督作品についての論考・エッセーを寄稿しています。本上映会の作品案内にもなっているので、下記よりぜひご覧ください。
・ 滋野井公季(東京大学)「
見えることの支配——カマール・アル=ジャアファリー映画とパレスチナにおける可視性の統治」
※他の論考は近日公開予定です
タイムテーブル16:30-17:00 開場
17:00-17:05 開会の辞:池内恵、渡邉英徳
17:05-17:10 冒頭挨拶:カマール・アル=ジャアファリー
17:10-17:30 上映:『Paradiso, XXXI, 108』(19分)
17:30-18:50 上映:『An Unusual Summer』(80分)
18:50-18:55 小休憩
18:55-19:35 監督×来場者クロストーク:カマール・アル=ジャアファリー、井上国太郎、柚木海音
19:35-19:45 コメント:渡邉英徳、石山友美、滋野井公季
19:45-19:55 応答:カマール・アル=ジャアファリー
19:55-20:00 閉会の辞:石山友美
※タイムテーブルや登壇者は予告なしに変更する可能性があります。
上映作品紹介
『
Paradiso, XXXI, 108』(19分)
イスラエル軍のプロパガンダ映像を編集で組み替え、「戦争の表象」そのものを問う。敵は一度も画面に現れないまま、暴力が常にそれ自身の"表象"であることを浮かび上がらせる、ファウンド・フッテージによる破壊行為。
『
An Unusual Summer』(80分)
車を傷つける犯人を捉えようと父が2006年に設置した防犯カメラの映像。父の死後に見出されたその記録が、犯人ではなく、ラムラの一角に生きる人々の消えゆく日常を映し出す。監視装置が、個人的で政治的な記憶の書へと変わる。
映画監督紹介
カマール・アル=ジャアファリー(Kamal Aljafari)
1972年、パレスチナ生まれ。ケルンのメディア芸術大学で学び、現在はベルリンを拠点に活動する。ニューヨークのニュースクールやベルリン・ドイツ映画テレビアカデミーで教鞭をとり、ハーバード大学のフェローも務めた。アーカイブ映像の編集を通じて、奪われた土地の記憶と、そこに刻まれた暴力の構造を問い直す作品を発表し続けている。
カマール・アル=ジャアファリー氏
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