ROLESユーラシア研究コーカス:大陸のアジア・ヨーロッパ

ROLESでは、2026年度より、調査研究活動の対象をグローバルに2つの大地域に分け、そこに主に取り組む研究者・実務家の集団(コーカス)を招集しています。
「ユーラシア研究コーカス」では、内陸アジアと大陸ヨーロッパを繋ぐ、グローバルな陸の幹線をめぐる国際関係を、地域研究者のネットワークから得られる知見と方法を駆使し、国際政治学の理論的見地を応用し深め、各地の内在論理に根差した関係性として読み解き、日本の関与の余地を見出して、提言を行なっていきます。

このコーカスは2025年度までに内外で非常に活発に調査研究活動を行なってきた二つの分科会(研究会)を、よりコンパクトで、国際会議への訪問団や来日研究者への対応に特化した臨機応変なタスクフォースとして再編し、「ユニット」と位置づけて継続していきます。

「ユーラシア諸地域の内在論理」ユニット(川島真座長)
「安全保障協力体制の構想」ユニット(岩間陽子座長)

これに加え、このコーカスの一員として活動する客員メンバーが主導する科研費プロジェクトが、ROLESとの連携・協力を深め、共催事業を頻繁に行う場合、本ウェブサイトに掲載を行います。

【科研費】「東アジア域内の相互作用によるロシア・中国・北朝鮮・モンゴルの歴史認識形成・変容」

分科会

「ユーラシア諸地域の内在論理」ユニット

本分科会では中国を中心としたユーラシアの権威主義体制諸国に関する研究を行います。特に、個別の国・地域だけでなく、それらの国・地域間の関係性を実態に即して観察し、分析することに重点を置きます。また、米中対立や中露連携といった大国間政治だけで説明しきれない複雑なダイナミクスにも光を当てます。

「安全保障協力体制の構想」ユニット

本研究会では国内外の専門家を集い、米中間競争の間で、日本が日米関係を基軸にし、如何に多国間安全保障協力に取り組むべきかについて考えます。特に、中国と適切な距離を保ちながらアジア太平洋やNATO諸国と協力して国際秩序の維持、安全保障を確保していく方策を国際的な視座で議論します。

【科研費】「東アジア域内の相互作用によるロシア・中国・北朝鮮・モンゴルの歴史認識形成・変容」

[English website]宮本悟・聖学院大学政治経済学部教授(東大先端研 客員上級研究員/ROLES 上席客員メンバー)を研究代表者とする、科研費プロジェクト基盤研究(B)「東アジア域内の相互作用によるロシア・中国・北朝鮮・モンゴルの歴史認識形成・変容」(課題番号26K00309) に、ROLESの池内恵教授、川島真教授は研究分担者として参加しています。この科研費プロジェクトは2026年度に研究課題として採択され、2029年度末まで4ヵ年度にわたって実施する予定です。ROLESはこの科研費プロジェクトと協力し、モンゴル国立大学、ウズベキスタン外交大学等の、内陸アジア・ユーラシアの主要な研究機関との学術交流を共催します。この科研費プロジェクトの協働によって、日本がそれらの国々・地域との政策対話・戦略対話を行っていく端緒を探っていきます。科研費プロジェクト・基盤研究(B)「東アジア域内の相互作用によるロシア・中国・北朝鮮・モンゴルの歴史認識形成・変容」(課題番号26K00309)事務局:聖学院大学総合研究所

刊行物

2026.04.16 (木)

論文

秋山信将「アジアにおける未来の軍備管理・軍縮を考える」(ROLES REPORT No. 70)

2026.04.13 (月)

論文

Pit Heltmann「1949年以降の分断ドイツと分断朝鮮 ― 僅かな収斂と巨大な乖離の物語 ―」(ROLES REPORT No. 69)

2026.04.13 (月)

論文

桑原尚子「「法の⽀配」と⽇本の法整備⽀援アプローチ ― 国際開発における安全保障との関係:欧州・⽇本・モンゴ ルの事例から―」(ROLES REPORT No. 68)

2026.04.08 (水)

論文

岩間陽子「「ドイツ問題」とヘルシンキ・プロセス」(ROLES REPORT No. 67)

2026.04.06 (月)

論文

Bart Gaens「ヘルシンキ最終文書を振り返る: それを可能にした要因とアジアにとっての今日的意義」(ROLES REPORT No. 66)

2026.04.04 (土)

論文

CHANDMANI Sukhbaatar「モンゴルの戦略的選択-OSCE」(ROLES REPORT No. 65)

2026.04.03 (金)

論文

髙坂博史「ヘルシンキ・プロセスにおける 信頼醸成措置から軍備管理・軍縮へ: アジアの未来への教訓と示唆」(ROLES REPORT No. 64)

2026.04.02 (木)

論文

堀田主「汎ヨーロッパ安全保障にむけて: ソ連とヘルシンキ最終⽂書の起源」(ROLES REPORT No. 63)

2026.03.30 (月)

報告書

「「ユーラシア諸地域の内在論理」研究会報告書」(ROLES REPORT No. 62)

2026.01.22 (木)

コメンタリー

第2回 東シナ海対話フォーラム(那覇会議) 開催報告

2025.03.30 (日)

コメンタリー

Naoko Kuwahara “Promoting the ‘Rule of Law’ Abroad and ‘Legal Technical Assistance’ the Japanese ODA: A Pragmatic Approach to Human Rights and Democracy?” (ROLES Commentary No.45)

2024.12.07 (土)

コメンタリー

国際ワークショップ「東シナ海対話フォーラム」の意義と展望 ―東京・沖縄・台湾のさらなる相互理解・協力のために―

2024.03.25 (月)

コメンタリー

ROLES COMMENTARY No. 17 大庭三枝「キッシンジャーの訃報に寄せて:レアルポリティークがアジアに残したもの」

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