外交・安全保障調査研究事業費補助金「「法の支配」に基づく自由で開かれた国際秩序のための国際連携のあり方」

2026年度より、外務省の外交・安全保障調査研究事業費補助金を得て「「法の支配」に基づく自由で開かれた国際秩序のための国際連携のあり方」を開始しました。

「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序」を推進する大規模な国際会議の開催・制度化を目的とした大型プロジェクトです。

本事業では、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序」の現状と課題を常時調査研究する研究組織を、専任・常勤の研究者からなるプロジェクト推進本部・事務局として形成します。その上で、地域および事象ごとに以下の6点を主要テーマと定め、それらに主導的に取り組む客員メンバーを選定し、プロジェクト執行部・事務局と共に調査研究を推進します。

 1. 「国際秩序の内なる揺らぎ」
 2. 「国際秩序への挑戦」
 3. 「国際秩序の先端科学技術による変動」
 4. 「国際秩序の法・規範・制度の構成」
 5. 「国際秩序の安定性の基盤」
 6. 「国際秩序の多元的構築」

活動記録

構成メンバー

池内恵 IKEUCHI, Satoshi

教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)
イスラーム政治思想 中東政治
「体制間競争の時代における日本の選択肢」事業総括
中東・イスラーム世界のオルターナティブに関する分科会・座長

中井遼 NAKAI, Ryo

教授(附属 エネルギー国際安全保障機構/国際比較政治変動分野)
比較政治学(政党政治・選挙、ナショナリズム・民族問題)
2012年に博士号取得。早稲田大学助手、日本学術振興会特別研究員、立教大学助教、北九州市立大学政策科学科准教授などを経て現職。

国末憲人 KUNISUE, Norito

特任教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)
欧州政治、紛争研究

1963年岡山県生まれ。1985年、大阪大学卒業。1987年に紀行「アフリカの街角から --サバンナ人間紀行」で第3回ノンフィクション朝日ジャーナル大賞優秀賞を受賞。同年、パリ第二大学新聞研究所を中退し、朝日新聞社に入社。

富山・徳島・大阪・広島での支局勤務を経て、パリ支局員(2001〜2004年)、外報部次長(2005~2007年)、パリ支局長(2007~2010年)。論説委員、GLOBE副編集長等を経て、GLOBE編集長(2016~2019年)、ヨーロッパ総局長(2019年~2022年)、編集委員(ヨーロッパ駐在、2022~2023年)、論説委員(2023年)

この間に青山学院大学文学部フランス文学科で非常勤講師も務める(2015〜2018年)。

代表的な連載署名記事に「バービー誕生」全5回、朝日新聞社会面(1994.09.26-09.30)、「平和のメッセージ」全 10 回、朝日新聞広島版(1996.08.26-09.05)、「バグダッドに生きる」全 5 回、朝日新聞国際面(2003.02.12-02.16)、「生きている遺産 消えた村から」全 6 回、朝日新聞夕刊(2009.04.18-04.24)、「生きている遺産 モロッコの広場から」全 5 回、朝日新聞夕刊(2009.07.13-09.17)、「端っこをたどって」全 10 回、朝日新聞夕刊(2014.05.26-06.06)、「黒い大地をたどって」全 10 回、朝日新聞夕刊(2016.10.24-11.07)、「ナゴルノカラバフ往還記」全 5 回、朝日新聞夕刊(2020.12.21-12.25)、「ボスニア 分断の現在地」全 4 回、朝日新聞国際面(2021.02.24-02.27)、「チェルノブイリ、廃虚の街から」全 5 回、朝日新聞夕刊(2021.06.21-06.25) 等がある。

定期連載コラムに、『朝日新聞』「ザ・コラム」(2016.03-2017.09)、『朝日新聞』「日曜に想う」(2021.03-2023.10)、月刊『ふらんす』「アクチュアリテ」「フランス政治を嗤え」(2001-2014)等がある。

朝日新聞論説委員の傍ら、2023年7月〜12月に東京大学先端科学技術研究センター客員上級研究員を兼任する。2023年12月末に朝日新聞社を退社、2024年1月より現職。

宮島昭夫 MIYAJIMA, Akio

ROLES上級顧問
東京大学先端科学技術研究センター・グローバルセキュリティ・宗教分野アドバイザー

Bio in English

宮島昭夫(みやじま・あきお)
1957年、石川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。81年に外務省入省。84年に米国イェール大学大学院修士(国際関係論)修了。大洋州課長、北米第一課長、駐韓公使、国連代表部公使などを経て、総合外交政策局審議官・国連担当大使、駐英国特命全権公使、舛添要一知事時代の東京都外務長(旧儀典長、2014年7月~16年1月)、内閣府PKO事務局長(16年1月~17年8月)、駐トルコ特命全権大使(17年8月~20年10月)、駐ポーランド特命全権大使(20年10月~24年10月)を務めた。ポーランド大使当時、ロシアがウクライナに侵攻し、岸田首相(当時)がウクライナを電撃訪問した(23年3月)。24年10月に帰朝し、外務省を退官。

2025年7月に東京大学先端科学技術研究センター・グローバルセキュリティ・宗教分野アドバイザーに就任、併せて創発戦略研究オープンラボ(ROLES)の上級顧問に就任した。

伊藤和歌子 ITO, Wakako Ph.D.

シニアプログラム・コーディネーター
中国の現代政治・科学技術政策
中国・権威主義体制に関する分科会・幹事

法政大学非常勤講師、神奈川大学非常勤講師、新宿区新宿自治創造研究所研究員、日本国際フォーラム研究主幹等を経て、2016年未来工学研究所入所、2019年より未来工学研究所主任研究員、2020年より東京大学先端科学技術研究センター・シニアプログラム・コーディネーター(非常勤)。

小林弘幸 KOBAYASHI, Hiroyuki

特任研究員
専門はイギリス外交史、核戦略、核軍縮等

内田州 UCHIDA, Shu

特任研究員(グローバルセキュリティ・宗教分野)

博士(国際公共政策)(大阪大学)

早稲田大学総合研究機構EU研究所 研究院客員准教授、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 客員准教授、法務省出入国在留管理庁難民審査参与員を兼任

専門は国際政治、紛争研究、欧州・旧ソ連地域研究

在グルジア(現ジョージア)日本国大使館専門調査員、日本政府派遣 欧州安全保障協力機構/民主制度・人権事務所(OSCE/ODIHR)ジョージア大統領選挙国際監視団監視員、 ハーバード大学デイビスセンター客員フェロー、 コインブラ大学社会学研究所EUマリー・キュリー・フェロー、早稲田大学地域・地域間研究機構研究院准教授などを経て現職

CVはこちら

永井陽右 NAGAI, Yosuke

東京大学先端科学技術研究センター連携研究員(グローバルセキュリティ・宗教分野)
アクセプト・インターナショナル代表理事
オックスフォード大学客員フェロー

専門は、紛争解決、暴力的過激主義対策、平和構築、戦略的対話、前線の交渉
 
アクセプト・インターナショナル代表理事。主にソマリアやイエメン、パレスチナなどの紛争地にて、いわゆるテロ組織を含む非政府武装勢力との交渉や和平に向けた対話構築、非政府武装勢力からの離脱とその後の脱過激化と社会復帰支援、緊急人道支援などを実施。また近年は、テロや武力紛争に関わる若者に関する国際規範の制定に向けても取り組んでいる。国連ではアドバイザリーボード、専門家会議や専門作業部会のメンバー等。オックスフォード大学ペンブルックカレッジ客員フェロー。京都大学大学院非常勤講師。過去にジュネーブ国際人道法・人権法アカデミー客員フェロー、早稲田大学地域・地域間機構研究員を歴任。著書に『紛争地で「働く」私の生き方』(小学館)など。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカルサイエンス紛争研究修士課程修了、早稲田大学社会科学研究科博士後期課程修了。

滋野井公季 SHIGENOI, Koki

東京大学先端科学技術研究センター連携研究員(グローバルセキュリティ・宗教分野) 
東京大学大学院情報学環・学際情報学府客員研究員
ROLES客員メンバー

専門は、非国家主体の統治と正統性、イスラーム政治思想、経済安全保障

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程満期退学。アルジャジーラ研究所客員研究員、ハマド・ビン・ハリーファ大学人文社会科学研究科客員研究員、外務省専門分析員、コンラート・アデナウアー財団リサーチ・アソシエイト、政策研究大学院大学リサーチ・フェロー、東京大学公共政策大学院共同研究員などを歴任。

豊田耕平 TOYODA, Kohei

連携研究員
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構勤務

中東諸国(とりわけ湾岸アラブ諸国)のエネルギー安全保障、エネルギートランジション

2020年9月10日ー2023年3月31日 東京大学先端科学技術研究センター協力研究委員を兼務
2023年4月1日ー現在 東京大学先端科学技術研究センター連携研究員を兼務

インド太平洋交通安全保障に関する分科会・幹事補佐
政策シミュレーション研究プロジェクト・幹事補佐


Twitter:@toyodadesuyo

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