2024.06.05 (水)

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国際セミナー「中東王室の外交儀礼と日本:外交贈答品とその展示空間」

研究会「中東・イスラーム世界の多極化と均衡」
[English]
東京大学先端科学技術研究センターの創発戦略研究オープンラボ(ROLES)は、イスタンブル工科大学建築学部と連携し、近代初期の日本・中東外交史に関する国際セミナーを開催します。今回着目するのは、皇室・帝室間の儀礼的な外交の側面です。日本とオスマン帝国及びエジプト藩王国の 往来や交流を、皇居・王宮に残された贈答品や、王族による渡航の記録から浮き彫りにします。

本セミナーでは、エジプトのマニアル宮殿・博物館、その創設者であるムハンマド・アリー・タウフィーク王子の日本訪問(1906年)とその旅行記を取り上げると共に、各国の帝室・王室博物館の所蔵の寄贈品や、皇居・三の丸尚蔵館の収蔵品に着目し、裕仁皇太子(昭和天皇)のエジプト訪問とエジプト王室訪問(当時はスルターン位)の記録を取り上げます。

本国際セミナーのコンセプト・ノート(ジラルデッリ青木美由紀・池内恵共著)はこちらからご覧ください。
[Concept Notes]国際セミナーシリーズ「建築と外交」第四回「中東王室の外交儀礼と日本:外交贈答品とその展示空間」に寄せて

また、対象となる博物館や著作について、下記をご参照ください。
参考1:マニアル宮殿・博物館ウェブサイト
参考2:ムハンマド・アリー・タウフィーク著『日本旅行記』(PDFが無料でダウンロードできます)


本セミナーは、イスタンブル工科大学のジラルデッリ青木美由紀先生をコーディネーターとする、建築・美術・儀礼からの外交史研究を試みる連続セミナー・シリーズ「建築と外交」の一環です。

このセミナー・シリーズは、日本トルコ外交関係樹立百周年記念の認定事業であり、日本が近代の中東において「西洋列強」と伍していく外交の過程を、物質文化や視覚的表象の側面から掘り下げるものです。

これまでに、以下の3回のセミナーを開催しており、今回は4回目になります。
第1回「イスタンブルにおける近代日本外交の来歴」(東大先端研、2023年12月8日)
第2回「イスタンブルにおける建築と外交」(イスタンブル工科大学建築学部、2024年2月16日)
第3回「コンスタンチノープル会議(1876)と近代日本外交の黎明」(東大先端研、2024年4月22日)

2024年の日・トルコ外交関係樹立百周年の機会を捉え、セミナー・シンポジウム・インスタレーション等を、両国間で複数企画していきます。

日時:2024年6月5日 14:00-17:00
場所:東京大学先端科学技術研究センター[アクセスマップ]・3号館南棟1階・ENEOSホール
主催:東京大学先端科学技術研究センター・創発戦略研究オープンラボ(ROLES)
共催:イスタンブル工科大学建築学部、人間文化研究機構 共創先導プロジェクト「外交と日本コレクション」
使用言語:英語(日英同時通訳あり)
参加登録:こちらのGoogleフォームでご登録ください


【プログラム】
イントロダクション:
池内恵(東京大学先端科学技術研究センター・グローバルセキュリティ・宗教分野教授/先端研創発戦略研究オープンラボ代表)
「日本・中東外交史の忘れられた側面ーー皇室・王室間の儀礼と社交」

特別講演:
アッバス・ヒルミ氏「ムハンマド・アリー・タウフィーク王子とマニアル宮殿」

対談:アッバス・ヒルミ氏・ジラルデッリ青木美由紀(イスタンブル工科大学・建築学部・准教授補) 「マニアル宮殿と日本・エジプト皇室外交:ムハンマド・アリー・タウフィーク王子の日本旅行(1906年)と昭和天皇(皇太子時代)のエジプト旅行(1921年)の記録を手がかりに」

研究報告:
日高薫(国立歴史民俗博物館研究部/情報資料研究系・教授)「幕末遣外使節の贈答品」

岡本隆志(独立行政法人国立文化財機構・皇居三の丸尚蔵館学芸部・展示・普及課・主任研究員)「皇居三の丸尚蔵館の収蔵品にみられる外国贈答品について」

ジラルデッリ青木美由紀(イスタンブル工科大学・建築学部・准教授補) 「オスマン帝国宮廷コレクションに見る日本の外交贈答品」
ポスター

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