創発戦略研究オープンラボ(ROLES)は、2025年7月8・9日に、モンゴルのナンジン・ドルジスレン・モンゴル北東アジア安全保障戦略研究所(Dr. Nanjin Dorjsuren, Director of the Mongolian Institute of Northeast Asian Security and Strategy: MINASS)を招聘し、東京大学大学院総合文化研究科での
特別講演会(7月8日)を後援し、東京大学先端科学技術研究センターでの
ワークショップ(7月9日)を主催しました。
これらの講演会やワークショップは、モンゴル外交の戦略的な立ち位置をめぐる重点的で
継続的なヒアリングと調査研究・
国際共同研究の一環です。
特別講演会とワークショップの開催と重なる時期に、天皇皇后両陛下のモンゴル訪問が行われていたことから、日本の対モンゴルへの外交的関与のあり方や意図について、各国の注目が高まっている時期であり、本招聘についても内外から大きな反響がありました。
ドルジスレン所長の日本滞在中の活動については、詳細を後に報告します。
ROLESの傘下のプロジェクトでは、地域研究に根ざしたモンゴル外交の「内在的論理」の把握を目指すこれらの研究と、
国際安全保障研究の一環としてモンゴルに着目するアプローチによる研究が、
並行して活発に推進されています。