東京大学先端科学技術研究センター(RCAST)中井遼研究室は,キト・サンフランシスコ大学教授である,レジス・ダンドワ博士をお迎えして,RCASTセキュリティセミナー/比較政治セミナーを開催しました(7/7)。[
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RCASTの中井遼教授による開会の挨拶に続き,ダンドワ先生から,電子投票が抑止する不正と助長する不正,i-voting特有の課題,選挙監視の課題が投票所監視よりもシステム設計やIT知識・有権者教育にシフトしていくことが論じられました。講演後のフロアとのQ&Aでは,電子投票導入を促すファクターや,電子投票による投票率低下,気候変動の論理が電子投票導入のレトリックとなっていることなどが議論されました。
セミナーの様子