イベント情報

2025 / 01 / 30 (木)

合評会「玉置敦彦『帝国アメリカがゆずるときー譲歩と圧力の非対称同盟』」の開催

1月30日(木)13時より、青山学院大学で合評会「玉置敦彦『帝国アメリカがゆずるときー譲歩と圧力の非対称同盟』」を開催いたしました。

圧倒的なパワーを持つはずのアメリカ(主導国)は、なぜ同盟国(追随国)に対し、時に譲歩を重ねていくのか。なぜ、帝国アメリカはゆずるのか。
2024年6月に刊行された本書は、同盟理論や帝国論などをもとにそのメカニズムを精緻に組み立て、そして1960年代、ヴェトナム戦争のさなかにおける日米同盟、米韓同盟、米比同盟の事例を駆使して、理論を歴史的観点から立証した力作です。

当日は、まずご著者である玉置敦彦・中央大学准教授から本書の概要についての説明があり、続いて、討論者である泉川泰博・青山学院大学教授、高橋慶吉・大阪大学教授よりそれぞれコメント・質問がありました。

フロアからの質疑応答も活発に行われ、盛況のうちに終了することができました。

当日の様子


なお、本イベントは、ROLESの外交史諸研究会
サブユニット「戦後日本政治史検証プロジェクト」、研究会「日本の価値観外交の検証と再構築」、研究会「戦後日本外交の歴史的研究」、サブユニット「国際政治とリーダーシップ」の共催となります。