「日本・中東戦略対話」アンマンで開催

東大先端研創発戦略研究オープンラボ（ROLES）とヨルダン大学戦略研究センター（CSS）共催の「日本・中東戦略対話」が5月12、13両日、アンマン市内のヨルダン大学で開催されました。両国に加え、エジプト、カタール、アラブ首長国連邦（UAE）、トルコ、パレスチナ、モーリタニアなど中東アフリカの各国各地域から、欧米から、国連や国際機関からも、多数の研究者や政治家、ビジネス関係者、国際機関スタッフや学生ら各界の多数が参加し、ガザ情勢や中東政治の今後、経済協力や投資の可能性、地域の将来像などについて話し合いました。

会合では、主催者団体の池内恵・ROLES代表とザイド・イヤダトCSS所長らの挨拶のあと、計9のテーマについて各1時間半前後、プレゼンや討論を重ね、それぞれ100人以上の参加がありました。扱ったテーマは以下の通りです。
「中東の安全保障構築における日本の役割」「紅海の緊張の高まり：進化する日本の役割」「中東における過激化、非国家主体、安定」「中東難民危機の舵取り―中東への日本の人道支援」「ガザ再建とパレスチナ問題解決への展望：地域協力と日本の尽力」「水とインフラへの日本の投資」「日本と中東の起業、投資、経済協力進展の展望」「エネルギー転換とクリーンな将来：日本と中東協力の好機」「特別パネル：ヨルダン・日本関係」