東大先端研ROLESが、エストニア最有力のタルトゥ大学東洋学研究所(Centre for Oriental Studies, University of Tartu)の主催で2024年5月9−11日に開催された中央アジア研究ワークショップ(
International workshop "Contesting authorities in Central Asia: prospects, concerns and balances")に協力し、パネル(ウェビナー)を共催しました。ウェビナー「中国・ロシア・中央アジアの政策("Chinese, Russian and Central Asian Policies")」は5月10日9時−11時に開催され、川島真・東京大学大学院総合文化研究科教授(ROLES研究会「ユーラシア諸地域の内在論理」座長)の報告「中国の中央アジア政策:西部大開発・周辺外交・一帯一路(China’s Central Asian Policy: Great Western Development, Neighborhood Diplomacy, and One Belt, One Road)」、
加藤美保子・広島市立大学広島平和研究所専任講師(研究会「
広域中央アジアの重畳化する安全保障環境」委員)の報告「ウクライナ戦争後のロシアの東方政策への転回(Russia’s Turn to the East Policy after the War in Ukraine)」、
齋藤竜太・一般社団法人ROTOBO ロシアNIS経済研究所研究員の報告「中央アジアの流通の動学と多様化(Dynamics and Diversification of Development of logistics in Central Asia)」が行われ、コメントとディスカッションが行われました。司会をアレヴティナ・ソロヴイェヴァ・タルトゥ大学東洋研究センター長(Alevtina Solovyeva,
Centre for Oriental Studies, Institute of Cultural Research, University of Tartu) が、イントロダクションをエロー・スュルド・タルトゥ大学アジア・センター長(
Elo Süld, Asia Centre of the University of Tartu)行いました。