2020年6月6日、東大先端研グローバルセキュリティ・宗教分野では、バーチャル先端研公開の一環として、
オンライン・パネルディスカッション(ウェビナー)「ポスト・コロナ 新時代の国際秩序を考える-米中体制間競争と中東・ロシア–」を開催しました。
【動画】コロナ禍によって研究会や講演会、シンポジウム等の開催が困難になっている情勢を反映し、1000名を大きく超える参加登録者が集まりました。
このウェビナーは、グローバルセキュリティ・宗教分野が、2020年4月に採択され実施を進めている、令和2年度外交・安全保障調査研究事業費補助金(総合事業)の採択課題「体制間競争の時代における日本の選択肢:国際秩序創発に積極的関与を行うための政策提言・情報発信とそれを支える長期シナリオプランニング」のキックオフ・イベントとしての性質を持っています。
このウェビナーは、例年のキャンパス公開がコロナ禍により中止されたことを受けて、各研究室が順次開催していく
「バーチャル先端研公開」の最初の例の一つでもありました。
ウェビナーでは、東大先端研グローバルセキュリティ・宗教分野が研究プロジェクト「体制間競争の時代における日本の選択肢」の一環として設立準備を進めている4つの分科会の座長が一堂に会し、共同通信・特別編集委員の杉田弘毅氏を加え、ポスト・コロナの時代に展開されていく、米中対立を基軸とし、ロシアやイスラーム勢力が繰り広げる「体制間競争」の現状と将来を、考察しました。
オンライン・パネルディスカッション
「ポスト・コロナ 新時代の国際秩序を考える−米中体制間競争と中東・ロシア–」
2020年6月6日(土曜日)15時00分 - 17時00分
開催場所:オンライン開催
主催 :東京大学先端科学技術研究センター グローバルセキュリティ・宗教分野
登壇者:
川島 真(東京大学大学院総合文化研究科 教授)
坂元 一哉(大阪大学大学院法学研究科 教授)
杉田 弘毅(共同通信 特別編集委員)
池内 恵(東京大学先端科学技術研究センター 教授)
小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター 特任助教)