山口航

帝京大学法学部・専任講師

サブユニット「国際政治とリーダーシップ」ユニット長

帝京大学法学部専任講師
神戸市生まれ。同志社大学法学部3年次退学(飛び級で同大学院入学)。同大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(政治学)。スタンフォード大学客員研究員、同志社大学アメリカ研究所助教などを経て、現職。
専門は日米関係史、安全保障論、国際政治学。

ROLESでの活動

所属プロジェクト・分科会

業績

業績

単著

『冷戦終焉期の日米関係:分化する総合安全保障』(吉川弘文館、2023年、大平正芳記念賞・猪木正道賞正賞受賞)

共著・編著

片山慶隆、山口航編『Q&Aで読む日本外交入門』(吉川弘文館、2024年)

田中慎吾、高橋慶吉、山口航『アメリカ大統領図書館:歴史的変遷と活用ガイド』(大阪大学出版会、2024年)

佐藤史郎、川名晋史、上野友也、齊藤孝祐、山口航編『日本外交の論点 [新版]』(法律文化社、2024年)

論文

「武器輸出三原則見直しの要因:防衛装備移転三原則策定をめぐる世論と政党」『防衛学研究』60号(2019年3月)77-95頁

「総合安全保障の受容:安全保障概念の拡散と『総合安全保障会議』設置構想」『国際政治』188号(2017年3月)46-61頁

「新冷戦初期における紛争周辺国への援助:戦略援助の『発見』と『擬装』」『国際安全保障』42巻2号(2014年9月)69-85頁(『国際安全保障』最優秀新人論文賞受賞)

"The Ministry of Foreign Affairs and the Shift in Japanese Diplomacy at the Beginning of the Second Cold War, 1979: A New Look," The Journal of American-East Asian Relations, Vol. 19, No. 3-4 (2012), pp. 311-338. (The Frank Gibney Award)

社会的発信

「大きな物語と小さな終末論」『アステイオン』100号(2024年5月)160-164頁など多数

翻訳・監訳

マーク・トラクテンバーグ(村田晃嗣、中谷直司、山口航訳)『国際関係史の技法:歴史研究の組み立て方』(ミネルヴァ書房、2022年)