国立行政大学(Ludovika University of Public Service)訪問(9/8)
その後、ハンガリーの研究者と政策実務家が集まるシンクタンクや、公務員への教育研修の機能を持つ国立行政大学(Ludvika University of Public Service: LUPS)を訪問し、同大学国際本部(Directorate General for International Affairs (NFI) of the Ludovika University of Public Service)および附置されたシンクタンクであるジョン・ルカーチ戦略・政治研究センター(John Lukacs Institute for Strategy and Politics)との戦略・政策対話をラウンドテーブル形式で行った。 ハンガリー側で出席した大学・シンクタンクの研究者・実務家の発言で特徴的だったのは、ロシア・ウクライナ戦争に対するハンガリーの立場を、規範や国際秩序の問題としてよりも、ハンガリー一国の政治的利害に関わる問題として捉える視点である。ハンガリー側はウクライナとの国際関係を、自国の国内社会問題の延長として、民族主義的観点から捉える傾向が見られた。ウクライナにおけるハンガリー系少数民族の扱いに関してハンガリーが強い不満を持っている点がしばしば言及された。