ROLESは外交建築をめぐる研究でイスタンブル工科大学(ITU)と連携・協力を進めています。ここから、新機軸の文理融合・横断の企画が触発され、新展開が生まれています。
ROLESでは、衛星画像分析による戦災、自然災害、歴史的事象・空間の再現・可視化の諸分野で、東大情報学環・渡邉英徳研究室と協力を進めていますが、このたび渡邉研究室とイスタンブル工科大学のジラルデッリ青木美由紀先生とのコラボの融合を図り、従来から取り掛かってきたイスタンブルの旧日本大使館・総領事館をめぐる外交建築の共同研究に、渡邉研の支援により3Dスキャンによる記録とデータ保存、その可視化の手法を取り入れました。
3月18日にイスタンブルで、東大情報学環・渡邉研究室とITUジラルデッリ青木美由紀先生の組織したITU学生有志が、旧日本大使館・総領事館の3Dスキャン撮影を実施しました。その成果が、このほど発表されました。詳細は、渡邉研のウェブサイトからご確認ください。
平澤彰悟「トルコ・イスタンブールでの3Dスキャンプロジェクト with Istanbul Technical University」(2024年3月28日)