東大先端研ROLESでは、2023年7月14日に、外務省外交・安全保障調査研究事業費補助金(総合事業)「自由民主主義秩序を支える情報プラットフォームの構築」の
タスクフォース「自由・民主主義分析の実証的方法と応用」の活動の一環として、タイの民主主義の現状と歴史的経緯について、タイから専門家を招聘し、京都大学東南アジア地域研究研究所(CSEAS)で、
研究セミナー「非西洋世界における自由民主主義の可能性と制約:2023年5月タイ総選挙結果の考察(Possibilities and Limitations of Liberal Democracy in the Non-Western World: Considering from the results of the Thai general election in May 2023)」を開催しました(招待制)。
この研究セミナーのために、
タイを代表する著名な歴史学者であるチャーンウィット・カセートシリ・タムマサート大学特別教授・元学長(Charnvit Kasetsiri, Special Professor, Pridi Banomyong International College, Thammasat University)、およびパンディット・チャンロチャナキット・チュラロンコーン大学政治科学部准教授(Pandit Chanrochanakit, Associate Professor, Faculty of Political Science, Chulalongkorn University)、アナン・クルドペット・タムマサート大学大学院生(Anan Krudphet, Graduate Student, Pridi Banomyong International College, Thammasat University)が来日しました。
研究セミナーでは、日本在住のタイ政治・比較政治専門家である
パヴィン・チャチャワーンポンパン・京都大学東南アジア地域研究研究所准教授(Pavin Chachavalpongpun, Associate Professor, CSEAS, Kyoto University)とウィエンラット・ネティポー・チュラーロンコーン大学政治学部准教授/大阪公立大学客員教授(Viengrat Nethipo, Associate Professor, Faculty of Political Science, Chulalongkorn University / Visiting Professor, Osaka Metropolitan University)
この招聘と研究セミナーは、
タスクフォース「自由・民主主義分析の実証的方法と応用」のメンバーである外山文子・筑波大学人文社会系准教授/
京都大学東南アジア地域研究研究所連携准教授が主導し、東京大学先端研ROLES・京都大学CSEAS・筑波大学人文社会系が共同で実施したものです。