岡本正明

京都大学東南アジア地域研究研究所・教授

京都大学東南アジア地域研究研究所教授
インドネシア地域研究、政治学
京都大学東南アジア研究センター非常勤研究員(1999〜2001年)、国際協力事業団専門家(2001〜2003年)、京都大学東南アジア研究センター助教授(2003〜2007年)、ハーバード大学イェンチン研究所シニア研究員(2011〜2012年)、コーネル大学東南アジアプログラム・客員研究員(2012年)、シンガポール・東南アジア研究所・客員研究員(2014年)を経て、2016年より現職。

ROLESでの活動

所属プロジェクト・分科会

業績

業績

単著

『暴力と適応の政治学-インドネシア民主化と安定の地方構造』京都大学学術出版会、2015年。

共著・編著

永井史男・岡本正明・小林盾編著『東南アジアにおける地方ガバナンスの計量分析:タイ、フィリピン、インドネシアの地方エリートサーベイから』晃洋書房、2019年。

分担執筆

川村晃一編『東南アジア政治の比較研究』(分担執筆:「第10章 分権・集権の軸からみた東南アジア諸国の中央地方関係」)ジェトロ・アジア経済研究所、2018年。

船津鶴代・籠谷和弘・永井史男編『東南アジアの自治体サーベイ:比較のための解題とデータ作成』(分担執筆:「第3章 解題:東南アジアにおける地方政治と政治王国論」)ジェトロ・アジア経済研究所、2018年。

村上勇介・帯谷知可編『秩序の砂塵化を超えて─「環太平洋パラダイム」の可能性』(分担執筆:「第7章 インドネシアにおける暴力をめぐる公私のポリティクス」)京都大学学術出版会、2017年。

山本信人監修・編著『東南アジア地域研究入門3 政治』(分担執筆:「第7章 政治経済」)慶應義塾出版会、2017年。

玉田芳史編『政治の司法化と民主化』(分担執筆:「第4章 インドネシアにおける政治の司法化、そのための脱司法化:汚職撲滅委員会を事例に」)晃洋書房、2017年。

論文

「もう一つの油戦争―不健康なパーム油という言説,その対抗言説の誕生と発展―」『東南アジア研究』55(2)、217-239頁、2018年2月。

(共著)岡本正明・林田秀樹「序・特集「アブラヤシ農園拡大の政治経済学‐アクター・言説・制度の視点から」『東南アジア研究』55(2)、169-179頁、2018年2月。

「インドネシアにおけるLGBT運動の活性化からモラル・パニックへ」『インドネシア・ニュースレター』92、19-36頁、2016年8月。

「民主化したインドネシアにおけるトランスジェンダーの組織化と政治化、そのポジティブなパラドックス」『イスラーム世界研究』9、231-251頁、2016年3月。

刊行物・報告

学歴

1994年 京都大学法学部卒業

1996年 京都大学大学院人間・環境学研究科修了

1999年 同大学院博士後期課程研究指導認定退学

2011年 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科論文博士取得

受賞等

(受賞)第33回大同生命地域研究奨励賞(大同生命国際文化基金)、2018年

(受賞)第32回大平正芳記念賞(大平正芳記念財団)、2016年

委員

2014年4月 - 2016年3月 アジア政経学会 書評委員