待鳥聡史

京都大学大学院法学研究科・教授

京都大学大学院法学研究科教授
比較政治学 アメリカ政治

ROLESでの活動

所属プロジェクト・分科会

業績

業績

単著

共著・編著

分担執筆

多胡圭一編『日本政治——過去と現在の対話』大阪大学出版会, 2005年(分担執筆:「55年体制と日本の議会政治」).

坂本治也, 石橋章市朗編『ポリティカル・サイエンス入門』法律文化社, 2020年(分担執筆: 執政部—日本の首相って強いの?)

日本比較政治学会編『民主主義の脆弱性と権威主義の強靱性』ミネルヴァ書房, 2020年(分担執筆: アメリカ政治における長い民主化と帰結としての脆弱化) 

日本国際問題研究所編『国際秩序の動揺と米国のグローバル・リーダーシップの行方』日本国際問題研究所, 2023年(分担執筆: 2022年中間選挙における極端派の動向——民主党最左派に注目して)

岡山裕, 西山隆行編「アメリカの政治[第2版]」弘文堂, 2024年(分担執筆: 統治機構)

論文

「アメリカ大統領制への今日的視座」『法学論叢』第176巻5・6号、2015年.

「政党の一体性はいかにして確保されるのか―政治制度分析による日韓比較―」(田眞英との共著)康元澤・浅羽祐樹・高選圭編著『日韓政治制度比較』慶應義塾大学出版会、2015年. ”The Last Two Decades in Japanese Politics: Lost Opportunities and Undesirable Outcomes” (translated by Ken Hijino). Yoichi Funabashi and Barak Kushner (eds.), Examining Japan’s Lost Decades, London: Routledge, 2015.

「官邸権力の変容―首相動静データの包括的分析を手がかりに―」『選挙研究』第31巻2号、2015年.

「大都市との一体化による縮小都市生き残りの可能性―フランス、ル・アーヴル市」(玉井亮子との共著)加茂利男・德久恭子(編)『縮小都市の政治学』岩波書店、2016年. 「社会科学者としての高坂正堯―1960年代におけるアメリカ学派—」五百旗頭眞・中西寛(編)『高坂正堯と戦後日本』中央公論新社、2016年. ”Intellectual Origins of Post-1990 Political Reforms in Japan,” Kazuhiro Takii (ed.), The Lost Two Decades and the Transformation of Japanese Society, Kyoto: International Research Center for Japanese Studies, 2017. 「アメリカにおける大規模災害と協力的ガバナンス」五百旗頭真(監修)大西裕(編著)『災害に立ち向かう自治体間連携』ミネルヴァ書房、2017年.

「ポピュリズムと政治制度」『法学論叢』第182巻4・5・6号 2018年.

「二大政党制の硬直化」『国際問題』第681号、2019年5月、31―39頁. 「アメリカ大統領制と予算編成」佐々木毅(編)『比較議院内閣制論』岩波書店、2019年.

「単独行動主義大統領制と有権者 」『法学論叢』 第188巻4・5・6号、2021年.

「地方自治をめぐる理念と制度」『地方自治』888号、2021年.

「長い民主化と政党政治」『日本国際問題研究所 (令和3年度米国研究会報告書)』 2022年

「現代日本の議会制民主主義—その特徴と課題」『判例時報』第2522号、2022年.

「戦後日本の政治学は何に関心を示してきたのか—日本政治学会パネル名称のテキスト分析による試論 —」『法学論叢』第193巻5号、2023年.

学歴

2003年3月 京都大学博士(法学)

1996年3月 京都大学大学院法学研究科博士後期課程(政治学専攻)退学

1995年3月 京都大学大学院法学研究科修士課程(政治学専攻)修了

1993年3月 京都大学法学部卒業

職歴

2007年4月 京都大学大学院法学研究科教授

2004年4月 京都大学大学院法学研究科助教授

1998年11月 大阪大学大学院法学研究科助教授

1996年4月 大阪大学法学部助手

受賞等

2012年、『首相政治の制度分析』で第34回サントリー学芸賞(政治・経済部門)

「対日理解の促進に資する書籍の出版翻訳事業」対象図書選定

委員

2020年― 日本国際問題研究所「国際秩序の転換期における日本の秩序形成戦略————台頭する中国と日米欧の新たな協調」研究プロジェクト サブ・プロジェクトII「国際秩序の動揺と米国のグローバル・リーダーシップの行方」委員

研究成果

「トランプ政権における連続と逸脱—政治制度と亀裂構造から考える—」米国・既存秩序の動揺に関する分科会・2020年度第3回会合「トランプ政権1期目の4年間を振り返る:政治制度・外交安全保障政策・世界秩序」(非公開)、2020年10月30日.