2024.10.21 (月)

シンポジウム

“Animism Today” ワークショップ

研究会「宗教と社会の関係の検証と再構築」
アニミズムは一神教世界においては時に宗教的異端と見なされるが、日本では日本独自の宗教伝統として広く受容され、日本の文化アイデンティティの基盤として考えられることもある。このワークショップでは、現在「アニミズム」の表象と捉えられている文化側面につき、日本の研究者が米国の研究者との対話を通して考察する。
 
【日時】2024年10月21日(月)13:30~、22日(火)9:30~
【会場】カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)
【参加費】無料
【参加者】
Ranjani Atur(ミネソタ大学助教授)
William Elison(UCSB准教授)
Claudia Moser(UCSB准教授)
Fabio Rambelli(UCSB教授)
Amit Shilo(UCSB准教授)
Christine Thomas(UCSB教授)
平藤喜久子(國學院大學教授)
小泉凡(小泉八雲記念館館長)
松村一男(和光大学名誉教授)
港千尋(多摩美術大学教授・写真家)
 
【プログラム】
10月21日(月)
13:30 挨拶
14:00 Animism in Japan Today(今日の日本におけるアニミズム)
平藤喜久子「The Relationship between Shinto Shrines and Animals: The Japanese and Animism 神社と動物の関わり:日本人とアニミズム」
港千尋「The Balloon Deities: Kojiki and Contemporary Media Art in Japan 空気膜造形の神々:古事記と現代日本のメディアアート」
小泉凡「Animism Revived in Modern Times: The World of Lafcadio Hearn現代によみがえるアニミズム:ラフカディオ・ハーンの世界」
松村一男「Yuru-Kyara: A Possible Modern Manifestation of the Basic Religious Substratum of Japan ゆるキャラ:日本の宗教的基板の現代的展開」
15:30-15:45 コーヒーブレイク
15:45-16:30 ディスカッション
16:30-17:00 ドキュメンタリー映画『永遠を建てる—出雲大社カミとヒトの風景へ 』(米国初演)
17:00 新作アートワーク発表
19:00 ディナー
 
10月22日(火)
9:30–12:00 アニミズムと関連するテーマ(「異教」、多神教、偶像崇拝、宗教の物質性等)についてのラウンドテーブル
13:30-15:00 討論
19:00 ディナー
 
【共催】
UCSB Cordano Chair in Catholic Studies
UCSB Shinto Studies Chair
UCSB Department of Religious Studies
東京大学先端科学技術研究センター創発戦略研究オープンラボ(ROLES)

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