2024.03.08 (金)

シンポジウム

研究報告会議「北朝鮮のグローバル展開 ーロシア・アジア・アフリカー」

研究会「ユーラシア諸地域の内在論理」


研究報告会議
北朝鮮のグローバル展開 ーロシア・アジア・アフリカー

東大先端研ROLESは、北朝鮮のグローバルな対外工作に関して、複数の研究グループと共に研究報告会を開催します。閉鎖的で孤立した国家という印象で知られる北朝鮮は、実際には多くの国と国交を結んでおり、しばしば防衛・安全保障に関わる分野における協力関係を公然と、あるいは水面下で築いています。

本研究報告会議では、二つの科研費プロジェクトによる研究グループの調査研究の成果を持ち寄り、北朝鮮が中東・アフリカ、中国、東南アジアで展開する外交・対外工作の諸相を検討します。北朝鮮のグローバル対外工作がしばしば交錯する、ロシアと中国の対外工作との関係は一つの焦点となります。

日時:2024年3月8日(金)10:00-16:30(日本時間)
形式:ハイブリッド形式
場所:東京大学先端科学技術研究センター3号館南棟1階ENEOSホール
使用言語:日本語
参加登録:こちら

<午前の部>
10:00-12:00
総論
宮本 悟(聖学院大学教授)「なぜ今、北朝鮮のグローバル展開が問われるのか?」(10:00-10:20)

パネルディスカッション
「中東・アフリカにおける北朝鮮とロシアの活動」(10:20-12:00)
パネリスト: 池内 恵(東京大学先端科学技術研究センター教授・ROLES代表)・小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授)・山口 亮(東京大学先端科学技術研究センター特任助教)・宮本 悟(聖学院大学教授)


<午後の部>
13:00-16:30
各国研究「北朝鮮と中国・東南アジアの関係」
司会:宮本悟・池内恵
コメンテーター:小泉悠・山口亮

松田 康博(東京大学教授)「台湾海峡と朝鮮半島の相互作用」(13:00-13:30)
本名 純(立命館大学教授)「インドネシアと北朝鮮」 (13:40-14:10)

(休憩)

玉田芳史(放送大学京都学習センター所長)「タイと北朝鮮」 (14:20-14:50)
中西嘉宏(京都大学准教授)「ミャンマーと北朝鮮」 (15:00-15:30)
山根健至(福岡女子大学准教授)「フィリピンと北朝鮮」 (15:40-16:10)

結語
宮本悟・池内恵・山口亮「北朝鮮はどこへ行く?」
(16:10-16:30)


研究報告会議「北朝鮮のグローバル展開 ーロシア・アジア・アフリカー」は、 東大先端研ROLESの国際研究会「インド太平洋の安全保障構想」が、科研費基盤(B)「北朝鮮の体制の持続性の根拠:中東・東南アジア・アフリカとの国際的ネットワーク」(研究代表者:宮本悟、研究課題番号 20H01470)、および科研費基盤(B)「交通システムの安全保障:インド太平洋地域に於ける動向と課題」(研究代表者:山口亮、研究課題番号 22H00814)と共に開催します。

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