2023.11.30 (木)

セミナー

ブライアン・ブランケンシップ “The Burden-Sharing Dilemma: Coercive Diplomacy in US Alliance Politics (「負担分担」のジレンマ: アメリカの同盟政治と強制外交)” 刊行記念ウェビナー

研究会「『西側』の論理の検証と再構築」
講演: 
ブライアン・ブランケンシップ(マイアミ大学政治学部助教授)

司会: 
松田拓也 (東大先端研ROLES特任研究員)

日時: 2023年11月30日 午前10:00-11:00(日本時間)

形式: Zoomウェビナー

使用言語: 英語 

参加費:無料(Peatixを通じた登録が必要です。ご登録はこちらから)

軍事同盟における「負担分担」(burden-sharing)をめぐる問題は、同盟政治の根幹の一つといっても過言ではありません。アメリカにおいて同盟国が「ただ乗り」(free-riding)しているという批判は、トランプ政権を始め、度々されてきました。実は、このような批判はトランプ政権に特有のものでなくオバマ政権期からアメリカ政府高官は同盟国の「負担分担」の問題を提起してきました。日米同盟を外交の重要な基軸と位置付ける日本にとってこの問題は非常に重要な意味合いを持ちます。

このウェビナーでは、刊行記念のブック・ローンチ(Book Launch)として、今月刊行されました“The Burden-Sharing Dilemma: Coercive Diplomacy in US Alliance Politics (「負担分担」のジレンマ: アメリカの同盟政治と強制外交)を著した新進気鋭の若手国際政治学者、ブライアン・ブランケンシップ先生(マイアミ大学政治学部助教授)をお招きし、本書の内容に関して詳しくお話を頂きます。日米同盟を含めて同盟政治の根幹にある重要な問題を取り上げた本書を紐解きながら、「負担分担」という課題が日米同盟を始めアメリカの同盟政治に与える影響や、「負担分担」がどういう条件下で適切に行われるかなどをお話し頂きます。

また、これは東京大学・先端科学技術研究センターのROLES(先端研創発研究オープンラボ)において、政策的含意に富む海外の若手研究者の最新の研究成果を紹介し、そのテーマについて広く一般向けに議論する場を提供する試みでもあります。

本ウェビナーにご関心の皆様は、ぜひ本書の入手をご検討頂けますと幸いです。詳しくは下記のリンクをご覧下さい。

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