研究会「エネルギー国際秩序における日本の立場」

脱炭素化に向けた技術開発と標準化の競争と、各国・各地域の市場動向、中東・アフリカ情勢やロシア・ウクライナ戦争などの地政学的要因の双方に影響されて形成されるエネルギー国際秩序の中での日本の置かれた条件を把握した上で、エネルギー国際秩序の形成に日本が積極的・主導的に関与していく道筋を考察していきます。

構成メンバー

岩瀬昇

中東・イスラーム分科会委員
エネルギーアナリスト・金曜懇話会代表世話人
1971年三井物産株式会社入社、2002年三井石油開発に出向、2010年三井石油開発常務執行役員、2012年三井石油開発顧問。三井物産、三井石油開発におけるエネルギー業務従事経験・知見を活かし、2014年より「岩瀬昇のエネルギーブログ」を開設し、2017年12月より2022年8月まで国際情報サイト「Foresight」に引っ越しをしていた時期を含め、現在もエネルギー関連の分析記事を連載発信中。2011年より、新興国とエネルギーに関する勉強会「金曜懇話会」の代表世話人を務める。専門はエネルギー市場動向の分析・エネルギー価格予測。

池内恵/Satoshi IKEUCHI

教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)
イスラーム政治思想 中東政治
「体制間競争の時代における日本の選択肢」事業総括
中東・イスラーム世界のオルターナティブに関する分科会・座長

豊田耕平/Kohei TOYODA

連携研究員
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構勤務

中東諸国のエネルギー安全保障 対中東・アフリカ資源外交

2020年9月10日ー2023年3月31日 東京大学先端科学技術研究センター協力研究委員を兼務
2023年4月1日ー現在 東京大学先端科学技術研究センター連携研究員を兼務

インド太平洋交通安全保障に関する分科会・幹事補佐
政策シミュレーション研究プロジェクト・幹事補佐


Twitter:@toyodadesuyo

小林周

中東・イスラーム分科会委員
日本エネルギー経済研究所中東研究センター主任研究員

慶應義塾大学総合政策学部卒業、同大学院政策・メディア研究科にて博士号取得。専門はリビアを中心とした中東・北アフリカ地域の政治・安全保障・エネルギー動向、エネルギー地政学。慶應義塾大学研究員、米国・戦略国際問題研究所(CSIS)、日本エネルギー経済研究所中東研究センター主任研究員などを歴任。最近の著作に『紛争が変える国家』(岩波書店、2020年)、『アフリカ安全保障論入門』(晃洋書房、2019年)、『中東とISの地政学』(朝日新聞出版、2017年)など。

桝本量平

INPEXソリューションズ