インド太平洋交通安全保障に関する分科会

近年、国家間の対立、軍備増強、テロ・犯罪、災害、感染症などにより、インド太平洋地域を取り巻く安全保障環境は大きく変容しています。これらの諸問題は、国家と国民の安全だけではなく、貿易、サプライチェーン、交流などにとって不可欠である国際・国内交通システムにも大きな影響を及ぼします。本分科会では、このインド太平洋地域における安全保障環境の緊張と交通インフラとオペレーションへの影響、そして交通部門における保安問題などについて考えていきます。

活動記録

構成メンバー

(研究室OB)山口亮/Ryo HINATA-YAMAGUCHI, Ph.D.

東京国際大学国際戦略研究所准教授
アトランティック・カウンシル(米)スコウクロフト戦略安全保障センター上席客員フェロー
パシフィック・フォーラム(米)上席客員フェロー

インド太平洋地域安全保障問題
防衛戦略論
交通政策論
インド太平洋交通安全保障に関する分科会・座長
政策シミュレーション研究プロジェクト・座長

長野県佐久市出身。専門は防衛政策、安全保障、国際政治、比較政治、交通政策。オーストラリア国立大学アジア研究学部卒、同大大学院戦略防衛研究科修士課程修了(豪)、ニューサウスウェールズ大学大学院キャンベラ校人文社会研究科博士号取得(豪)。パシフィックフォーラム研究フェロー(米)、ムハマディア大学マラン校客員講師(尼)、釜山大学校経済通商大学国際学部客員教授(韓)、2021年8月ー2024年8月にかけて東京大学先端科学技術研究センター特任助教(グローバルセキュリティ・宗教分野)。同年9月より現職。

Twitter: @tigerrhy
Instagram: https://www.instagram.com/tigerrhy/
Blog: https://note.com/tigerrhy/


立田由紀恵/Yukie TATTA

特任研究員
ボスニアの宗教と民族間関係 宗教学
中東・イスラーム世界のオルターナティブに関する分科会・幹事
インド太平洋交通安全保障に関する分科会・幹事
政策シミュレーション研究プロジェクト・幹事

Specially Appointed Researcher
Religion and Inter-ethnic Relations in Bosnia Religious Studies
Subcommittee on Alternatives in the Middle East and the Islamic World, Secretary
Secretary, Subcommittee on Indo-Pacific Transportation Security
Secretary, Policy Simulation Research Project

職歴  
2024年 - :東京大学 先端科学技術研究センター 特任研究員  
2024年 - :多摩大学 グローバルスタディーズ学部 非常勤講師  
2020年 - 2023年:多摩大学 グローバルスタディーズ学部 非常勤講師  
2018年 - 2020年:多摩大学 グローバルスタディーズ学部  

豊田耕平/Kohei TOYODA

連携研究員
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構勤務

中東諸国のエネルギー安全保障 対中東・アフリカ資源外交

2020年9月10日ー2023年3月31日 東京大学先端科学技術研究センター協力研究委員を兼務
2023年4月1日ー現在 東京大学先端科学技術研究センター連携研究員を兼務

インド太平洋交通安全保障に関する分科会・幹事補佐
政策シミュレーション研究プロジェクト・幹事補佐


Twitter:@toyodadesuyo

Collin KOH Swee Lean

ラジャラトナム国際学研究所シニア・フェロー。シンガポール国軍で講師も務める。ラジャラトナム国際学研究所から博士号取得。専門は海洋安全保障、東南アジア情勢。

Shang-Su WU

ラブダン・アカデミー助教授兼研究コーディネーター。ラジャラトナム国際学研究所フェローを経て現職。ニューサウスウェールズ大学から博士号取得。専門は軍事近代化、鉄道と国際政治、東アジア・東南アジア安全保障。

Jeffrey ORDANIEL

東京国際大学准教授兼パシフィックフォーラムシニアフェロー。政策研究大学院大学で博士号取得。パシフィックフォーラム研究フェローを経て現職。専門は海洋安全保障、東南アジアの安全保障。

Christopher LAMONT

東京国際大学教授、東京大学先端科学技術研究センター客員上級研究員。グラスゴー大学で政治学博士号を取得。 アルスター大学ポスドクフェロー、フローニンゲン大学助教授を歴任し現職。専門は移行期正義、人権問題、平和構築、交通安全保障。

Asyura SALLEH

Global Awareness & Impact Alliance共同創立者。ブルネイ王国外交部リサーチオフィサー、ブルネイ王国首相府誠治アナリスト、YCAPS特別アドバイザー、国連薬物犯罪事務所アソシエイトプログラムオフィサーを歴任し、現職。ラジャラトナム国際学研究所で博士号取得。専門は海洋安全保障と国際犯罪。

清水愛子/Aiko SHIMIZU

マイクロソフト 政策渉外・法務部本部デジタル・インクルージョン担当部長。コロンビア大学国際公共政策大学院、ペンシルベニア大学ロースクールを卒業。米ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)、 Pacific Forum CSIS、マンスフィールド財団、East-West Center in Washington, D.C.、Twitterを経て現職。

Ariel STENEK

政策研究大学院大学(GRIPS)グローバルガバナンスプログラム博士課程在学。アジア太平洋安全保障研究センターインターン、パシフィックフォーラムヤングリーダーズプログラムディレクターを歴任。ロンドン大学クイーンメアリー校で国際関係学修士を取得。専門は海洋安全保障、日米関係、インド太平洋安全保障。

John BRADFORD

南洋工科大学ラジャラトナム国際学研究所で戦略学修士を取得。米海軍、ラジャラトナム国際学研究所シニアリサーチ・フェロー、を歴任し、現職。専門は海洋戦略、東南アジア安全保障、日米同盟。

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