ROLESは2025年9月10日から11日にかけて、東野篤子筑波大学教授を団長とする学術訪問団を組織してエストニア共和国首都タリンを訪問し、2日間に渡って国際安全保障防衛研究センター(ICDS)でセミナーやラウンドテーブルに参加しました。
9月11日午後にタリンに到着した訪問団は、ICDSで開催された、EU予算による
研究プロジェクトの
成果報告を主眼とした
ジャパン・チェアー・セミナー「一触即発のインド太平洋地域におけるEU(EU The EU in a volatile Indo-Pacific region)」に参加し、その後登壇者らと非公開ラウンドテーブルを行いました。
9月11日午前には、
ICDSとROLES共催の専門家ラウンドテーブルを開催し、ロシア・ウクライナ戦争の最新の戦況とその政治・外交的波及、および中国の東アジア国際政治およびユーラシア国際における立場の変化をめぐって双方の専門家の報告と議論が行われた。
報告の一部はICDSおよびROLESの出版物として刊行される予定である。
ROLES訪問団の構成:
東野篤子 筑波大学人文社会系教授(研究会「東欧、中・東欧、バルカン諸国の自由・民主主義の帰趨」座長、訪問団団長)
宮島昭夫 東京大学先端科学技術研究センター グローバルセキュリティ・宗教分野顧問/ROLES上級顧問/前駐ポーランド大使・元駐トルコ大使
川島真 東京大学大学院総合文化研究科教授(研究会「ユーラシア諸地域の内在論理」座長)
合六強 二松学舎大学国際政治経済学部准教授
池内恵 東京大学先端科学技術研究センター教授(ROLES代表)
小泉悠 東京大学先端科学技術研究センター准教授(ROLES副代表)