外山文子/Ayako TOYAMA

筑波大学人文社会系准教授

筑波大学人文社会系准教授
専門は比較政治、タイ政治、政軍関係、立憲君主制の国際比較。
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。
日本学術振興会特別研究員(PD)、 京都大学東南アジア地域研究研究所連携講師を経て、2019年より現職。 

ROLESでの活動

所属プロジェクト・分科会

業績

業績

単著

『タイ民主化と憲法改革―立憲主義は民主主義を救ったか』(地域研究叢書39, 2020年)

Democratization and Constitutional Reform in Thailand: Has Constitutionalism Saved Democracy? (Tokyo: Trans Pacific Press, 2024).

分担執筆

岩崎正洋・松尾秀哉・岩坂将充編『よくわかる比較政治学』 (分担執筆:「第4章 権威主義体制 事例Ⅰ:タイ―国王を元首とする民主主義政体」42-43頁(単著)、「第17章 君主制 事例Ⅲ:東南アジア―冷戦に翻弄された君主制」170-171頁(単著))

溝口修平編『権威主義化する世界と憲法改正』(法政大学現代法研究所叢書 53 ) (分担執筆:「第7章 タイにおける2017年憲法の制定と持続可能な権威主義体制の構築」)

論文

「「国王を元首とする民主主義政体」とは何か―1949年憲法と1997年憲法の比較を中心に―」 『年報 タイ研究』 第23巻(2023年)97-111頁。

「権威主義体制の再構築と憲法の変容―タイ 2017 年憲法の分析から」 『民主主義の脆弱性と権威主義の強靭性(日本比較政治学会年報)』第22号(2020年)143-175頁。

「タイにおける半権威主義体制の再登場―連続性と不連続性」 『競争的権威主義の安定性/不安定性(日本比較政治学会年報)』第19号(2017年)84-116頁。

「タイ立憲君主制とは何か―副署からの一考察」 『年報 タイ研究』第16号(2016年)61-80頁。

「タイにおける体制変動―憲法、司法、クーデタに焦点をあてて」 『体制転換/非転換の比較政治(日本比較政治学会年報)』第16号(2014年)155-178頁。 

「抑え込まれるタイ立法権―選挙制度改革を中心に―」 『年報 タイ研究』第13号(2013年) 23-42頁。

「タイにおける汚職の創造:法規定を政治家批判」 『東南アジア研究』 第51巻1号(2013年)109-138頁。

「タイ憲法における”国の基本政策方針”の政治的意味」 『アジア・アフリカ地域研究』 第12巻2号(2013年)192-214頁。

「タイ2007年憲法と上院‐その新たなる使命‐」 『南方文化』第39号(2012年)75-96頁。