鈴木絢女
立教大学大学院法学研究科・教授
業績
『「民主政治」の自由と秩序:マレーシア政治体制論の再構築』京都大学学術出版会、2010年。
石戸光・鈴木絢女編『グローバル関係学第3巻 政治経済統合』岩波書店、近刊。
増原綾子・鈴木絢女・片岡樹・宮脇聡史・古屋博子『はじめての東南アジア政治』有斐閣、2018年。
小林弘司・Jayasena Pathmasiri・鈴木絢女・藤野友和・望月俊孝・渡邉俊『学問キャリアの作り方』大学教育出版、2014年。
“Limits of State Capacity? Philippines under ECQ and Malaysia under MCO,” presentation at Continuing Political Development Toward a Better (New) Normal: Making Public Institutions Matter, organized by Stratbase ADR Institute, Philippines, August 3, 2020.
田中明彦・川島真編『20世紀の東アジア史 第3巻』(分担執筆:「マレーシアの国家建設:エリートの生成と再生産」)東京大学出版会、2020年。
中村正志・熊谷聡編『ポストマハティール 時代のマレーシア』(分担執筆:「政治の自由化とリーダーの生存:2015年先導法修正法案を中心とした法制度改革の分析」)アジア経済研究所、2018年。
山本信人監修・編著『東南アジア地域研究入門3 政治』(分担執筆:「第4章 政治変動」)慶應義塾出版会、2017年。
“Malaysia’s Hedging Strategy: A Rising China and the Changing Strategic Situation in East Asia,” Dittmer, Lowell and Peter Ngew Eds., Southeast Asia and China (World Scientific, 2017)(Lee Poh Pingとの共著)
玉田芳史編著『政治の司法化と民主化』(分担執筆:「自由の守護者か、権力の擁護者か: マレーシアにおける政治的自由と裁判所」)晃洋書房、2017年。
松尾秀哉ほか編『連邦制の逆説』(分担執筆:「マレーシアの一党優位体制におけるハイブリッドな連邦制」)ナカニシヤ書店、2016年。
酒井啓子編『途上国における軍・政治権力・市民社会』(分担執筆:「マレーシアにおけるゲームのルールと軍: 相互安全保障による漸進的民主化のもうひとつの道程」)晃洋書房、2016年。
“The Philippines’ Response to COVID-19: Limits of State Capacity,” Center for Southeast Asian Studies, Corona Chronicles: Voices from the Field, June 23, 2020.
「マレーシアの長期政権:起源、発展、溶解、終焉(特集アジア権威主義体制の共通項)」『東亜』616号、2018年10月。
「東南アジア:リーダーの生存と国際秩序」『ディフェンス』56号、2018年10月。
「権威主義体制における裁判所:マレーシアにおける違憲判決と政治的自由」『年報政治学Ⅰ』、2018年6月。
「一党優位体制の資源としてのサラワク (シンポジウム サラワクから見るマレーシア研究)」『マレーシア研究』6、98-106頁、2017年。
「アジア通貨危機後のマレーシア: 彷徨する国家と財政赤字」『国際政治』第185号、66-81頁、2016年。
中国・権威主義体制に関する分科会2021年度第1回会合報告「マレーシアと南シナ海問題:『合理的国家』を解体する」
2000年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
2002年 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻修士課程修了(修士(学術))
2007年 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得退学
2008年 博士(学術)取得
(受賞)大平正芳記念賞、2011年
(受賞)東京大学学術研究成果刊行助成、2009年
2018年10月 - 現在 日本政治学会 理事
2016年6月 - 2018年6月 比較政治学会 オンラインジャーナル編集委員
2015年4月 - 2016年3月 日本マレーシア学会 研究大会委員
2013年4月 - 2014年3月 日本マレーシア学会 研究大会委員