川島真・東京大学大学院総合文化研究科教授が、ROLESの活動の一環としてエストニアを訪問し、9月3日にエストニア国際防衛安全保障センター(International Centre for Defence and Security: ICDS)のジャパン・チェアー主催のラウンドテーブルに招かれ、講演「台湾問題:その歴史的背景と現代の展開(The Taiwan Issue- Historical Background and Contemporary Developments)」を行ないました。
ラウンドテーブルにはICDSの研究員の他、米国や英国などの各国大使館員、エストニア陸軍関係者など二十数名が参加し、中国外交、中国の台湾政策、台湾の対外政策、日本の対中・台政策、北朝鮮問題、東アジアの安全保障、米国の対東アジア外交など、多様な問題について活発な議論が交わされました。
ラウンドテーブルの概要や写真はICDSのウェブサイトに掲載されています。
ICDSはエストニアを代表する国際問題・安全保障シンクタンクであり、ジャパン・チェアーを設置しています。
ROLESでは
本年2月に川島教授を含む訪問団を組織してエストニアを訪問し、
2月20日にICDSで専門家協議を実施しました。今回の川島教授のエストニア等の東欧地域への訪問に合わせたICDS再訪は、ROLESのICDSとのシンクタンク間の政策協議を継続的・定期的に行うための試みです。