乗松亨平
東京大学大学院総合文化研究科・教授
Single Author
『ロシアあるいは対立の亡霊:「第二世界」のポストモダン』講談社、2015年
『リアリズムの条件:ロシア近代文学の成立と植民地表象』水声社、2009年
トルストイ『コサック:1852年のコーカサス物語』光文社、2012年(単訳書)
沼野 充義, 望月 哲男, 池田嘉郎ほか『ロシア文化事典』(分担執筆:「リアリズム文学」「現代思想」)丸善出版、2019年10月
C.-A. Mihăilescu, T. Yokota-Murakami, Policing Literary Theory(分担執筆:"Within or beyond Policing Norms: Yuri Lotman's Theory of Theatricality" )Brill、2018年1月
金沢美知子『18世紀ロシア文学の諸相:ロシアと西欧 伝統と革新』(分担執筆:「ベリンスキーとロシアの18世紀:「ロシア史」はいかに語られるか」)水声社、2016年3月. (ISBN: 9784801001558)
小森 宏美『エストニアを知るための59章』(分担執筆:「ユーリー・ロトマン(1922~1993):「周縁」を生き、思考した人文学者」)明石書店、2012年12月.
А. Эткинд, Д. ффельман, И. Кукули, Там, внутри: практики внутренней колонизации в культурной истории России(分担執筆:
野中 進, 三浦 清美, V. グレチュコ, 井上 まどか『ロシア文化の方舟 : ソ連崩壊から二〇年』(分担執筆:「真実は人の数だけある?:ロシア・メディアのなかのチェチェン戦争」)東洋書店、2011年12月.
木村 崇・鈴木 董・篠野 志郎・早坂 真理『カフカース : 二つの文明が交差する境界』(分担執筆:「ロシアは「曖昧」な帝国か?:ベストゥージェフ=マルリンスキイ『アマラト・ベク』を読む」彩流社、2006年11月
「空間の不安:1989年とロシア・ナショナリズムの比較文明学」『思想』第1146号、2019年10月
「ロシアから「つながり」を考える:ソ連の行列的近代について」 『ゲンロンβ』[電子書籍]、2018年9月
「孤独の(不)可能性:グロイス/カバコフの共同アパートをめぐって」『思想』第1128号、2018年4月
"Explosion" as National Identity: The Influence of Yuri Lotman on Russian Postmodernist Theory Kyohei Norimatsu, World Literature and Japanese Literature in the Era of Globalization: In Search of a New Canon, 2018年.
「敗者の(ポスト)モダン」『ゲンロン』6、2017年9月.
「コサックとカウボーイ:フロンティア神話の終わりのあとに」『ユリイカ』49(1)、2017年1月.
“The reality of falsehood: Leo Tolstoy's The Cossacks and the Romantic fashion of the Caucasus in Russian literature,” NEOHELICON 43(2) , 2016年12月
“The Noble Savage's (In)decision: Religious Conversion in the Caucasian Tales of Russian Romanticism,” 『SLAVISTIKA : 東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報』31、2016年6月.
「ナショナル・アイデンティティとしての「爆発」 : ロシア・ポストモダン論のなかのユーリー・ロトマン」『SLAVISTIKA : 東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報』28、2013年3月.
「後期ソヴィエトにおける「生の構築」 : ユーリー・ロトマンの演劇的文化論の社会史的考察」『スラヴ研究』(59)、2012年6月.
「ユーリー・ロトマンの文化記号論における「ロシア」の複数性と単数性」『ロシア語ロシア文学研究』43、2011年9月.
“Субъекты колониальной репрезентации в русской литературе XIX века (Beyond the Empire: Images of Russia in the Eurasian Cultural Context),” Кёхэй Норимацу(Slavic Eurasian Studies, no.17), 2008年3月.
“Literature against Visual Media: Discourses on the Visuality of N. Gogol's Language”『「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報告集』、2007年3月.
「19世紀ロシア文学におけるリアリズムとコロニアリズム--ベストゥージェフ=マルリンスキーのカフカース・テクスト」『「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報告集』10、2005年12月.
「プーシキン『エルズルム紀行』におけるパロディーとリアリズム : テクスト空間としての「アジア」」『ロシア語ロシア文学研究』36、2004年9月.
「トルストイ『コサック』におけるカフカス表象の「現実性」」『スラヴ研究』51、2004年5月.
「ナロードに文字を教える : 1860年代ロシアの読み書き教育論」『Slavistika : 東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報』18、2003年3月.
「ツルゲーネフ『猟人日記』と生理学的スケッチ : まなざしと距離の演技」『ロシア語ロシア文学研究』34、2002年10月.
1999年 東京大学文学部 卒業
2005年 東京大学大学院人文社会系研究科 単位取得満期退学
2008年 博士(文学)取得
トルストイ著、加賀 乙彦・乗松 亨平訳『ポケットマスターピース04:トルストイ』集英、2016年1月.
M. ヤンポリスキー著、平松 潤奈・乗松 亨平・畠山 宗明訳『隠喩・神話・事実性:ミハイル・ヤンポリスキー日本講演集』 水声社、2007年5月.
M. ヤンポリスキー著、平松 潤奈・乗松 亨平訳『デーモンと迷宮:ダイアグラム・デフォルメ・ミメーシス』水声社、2005年9月.
中国・権威主義体制に関する分科会2020年度第6回会合報告「ユーラシア主義の歴史的・地域的展開」
ROLES REPORT No.18 乗松亨平「ユーラシア主義の歴史的・地域的展開」