戦争の記憶の継承は主に国家の枠組みの中で行われてきたが、国境において命が奪われた場合など、その枠組みではくみ取れない問題もある。本シンポジウムでは、国家、民族、性別、宗教等のさまざまな境界を超えて戦争や大量虐殺と向き合うことについて、ベトナム、ボスニア・ヘルツェゴビナ、日本における例を比較しながら検討する。
【日時】2024年10月23日(水)13:00-17:00
【場所】サラエボ大学政治学部 Library Conference Room
【登壇者】
タム・ノー (Institute for War, Holocaust and Genocide Studies)
西村明(東京大学)
エルマ・ハシムベゴビッチ (ボスニア・ヘルツェゴビナ歴史博物館)
【コメント】
ディーノ・アバゾビッチ(サラエボ大学)
【プログラム】
【Program (tentative)】
13:00-13:10 開会
13:10-13:40 タム・ノー「誰が魂のために鐘は鳴る?ー戦後ベトナムにおける内戦死者の追悼と融和への道」
13:40-14:10 西村明「国境線に隠された被爆者—奄美群島出身の原爆犠牲者たち」
14:10-14:45 質疑応答
14:45-15:15 コーヒーブレイク
15:15-15:45 エルマ・ハシムベゴビッチ
15:45-16:30 討論
16:30-17:00 コメント(ディーノ・アバゾビッチ)