浜井和史/Kazuhumi HAMAI
帝京大学教育学部教育文化学科教授
業績
『海外戦没者の戦後史-遺骨帰還と慰霊』吉川弘文館、2014年
『戦没者遺骨収集と戦後日本』吉川弘文館、2021年
浜井和史編『復員関係史料集成』全12巻、ゆまに書房、2009-2010年
増田弘編『大日本帝国の崩壊と引揚・復員』(分担執筆「遺骨の帰還」)慶應義塾大学出版会、2012年
東郷和彦・波多野澄雄編『歴史問題ハンドブック』(分担執筆「復員・引揚げ(留用・残留日本人・遺骨収集を含む)」)岩波書店、2015年
波多野澄雄・久保亨・中村元哉編『日中終戦と戦後アジアへの展望』(分担執筆「台湾における日本人墓地および遺骨の処理問題」)慶應義塾大学出版会、2017年
上杉和央編『京都府立大学文化遺産叢書第15集 沖縄の宗教・葬送儀礼・戦没者慰霊』(分担執筆「復帰前沖縄の南洋群島引揚者による『慰霊墓参団』派遣問題」)京都府立大学文学部歴史学科、2019年
W. Puck Brecher, Michael W. Myers, eds, Defamiliarizing Japan's Asia-Pacific War(分担執筆 "The Wartime Destruction of the Japanese Diplomatic Record in Historical Perspective,") University of Hawaii Press, 2019(Peter Mauchとの共著)
筒井清忠編『昭和史講義 戦後篇』(分担執筆「復員と引揚げ-戦争終結後の人の国際移動」)筑摩書房、2020年
竹島正・森茂起・中村江里編『戦争と文化的トラウマ-日本における第二次世界大戦の長期的影響』(分担執筆「戦死者はどのように扱われたのか?-日本における海外戦没者処理の展開」)、日本評論社、2023年
喜多千草編『20世紀の社会と文化-地続きの過去を知る』(分担執筆「アジア・太平洋戦争-「海外戦没者」処理問題と戦争の記憶」)ミネルヴァ書房、2024年
「対日講和とアメリカの『太平洋協定』構想-国務省における安全保障取極め構想、1949-51年」『史林』第87巻1号、2004年1月
「沖縄戦戦没者をめぐる日米関係と沖縄」『外交史料館報』第19号、2005年9月
「北の果てから南の島へ-北霊碑巡拝団の沖縄渡航とそのインパクト」『二十世紀研究』第7号、2006年
「戦後日本の海外戦没者慰霊-1950年代遺骨収集団の派遣経緯と『戦没日本人之碑』の建立」『史林』第91巻1号、2008年1月
「『内地還送』から『象徴遺骨』の収容へ-戦後日本政府による初期「遺骨収集」の方針策定の経緯」『現代史研究』第6号、2010年3月
「パプアニューギニアにみる戦争の記憶-遺骨帰還、モニュメント、戦跡」『二十世紀研究』第12号、2011年
「『英霊の凱旋』から『空の遺骨箱』へ-遺骨帰還をめぐる記憶の形成」『軍事史学』第51巻2号、2015年9月
「冷戦下の慰霊と外交-1960代の墓参問題を中心に」『軍事史学』第53巻3号、2017年12月
「旧帝国圏における日本人戦没者の遺骨処理問題-『国の責務/責任』に関する歴史的考察』」『戦争社会学研究』第2巻、2018年6月
"Japanese Primary Sources Relating to World War II: Post-Cold War Developments," Journal of American-East Asian Relations, 29(2), June 2022(Peter Mauchとの共著)
「忘却された『摺鉢山の記憶』-硫黄島戦没者顕彰碑の建立と1970年の『再会』」『PRIME』(明治学院大学国際平和研究所)第47号、2024年3月
2016年 博士(文学)取得
2004年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程現代史学専修研究指導認定退学
2001年 京都大学大学院文学研究科修士課程現代史学専修修了
1999年 京都大学文学部現代史学専修卒業
2024-帝京大学教育学部教育文化学科教授
-2024 帝京大学教育学部教育文化学科准教授
阿南・高橋学術奨励賞(軍事史学会)、2019年
2017年-現在 厚生労働省「戦没者の遺骨収集に関する有識者会議」 構成員
2018年-2020年 軍事史学会 編集委員
2018年-2020年 戦争社会学研究会 運営委員兼編集委員
2019年 厚生労働省「戦没者の遺骨収集の推進に関する検討会議」 構成員
2019年-現在 外務省『日本外交文書』編纂委員会 編纂委員
2020年-2022年 戦争社会学研究会 運営委員兼企画委員長
2022年-2024年 戦争社会学研究会 運営委員
2020年-現在 軍事史学会 理事兼副編集委員長兼書評委員長