清水亮/Ryo SHIMIZU


慶應義塾大学, 環境情報学部, 専任講師

 慶應義塾大学, 環境情報学部, 専任講師 
戦争社会学 日本近現代史

Assistant Professor, Faculty of Environment and Information Studies, Keio university
Sociology of War, Modern Japanese History

ROLESでの活動

所属プロジェクト・分科会

業績

業績

単著

『「予科練」戦友会の社会学――戦争の記憶のかたち』新曜社、2022年3月

『「軍都」を生きる――霞ヶ浦の生活史1919-1968』岩波書店、2023年2月

分担執筆

「モノと意味——人はモノを制御できるのか」木村至聖・森久聡編『社会学で読み解く文化遺産——新しい研究の視点とフィールド』新曜社、66-71頁、2020年11月

「地域からみる、観光が拡げる——知覧特攻平和会館、大刀洗平和記念館、人吉海軍航空基地資料館」 蘭信三・小倉康嗣・今野日出晴編『なぜ戦争体験を継承するのか——ポスト体験時代の歴史実践』みずき書林、310-324頁、2021年2月

「自衛隊基地と地域社会——誘致における旧軍の記憶から」 蘭信三・石原俊・一ノ瀬俊也・佐藤文香・西村明・野上元・福間良明編『シリーズ戦争と社会2 社会のなかの軍隊/軍隊という社会』岩波書店、149-170頁、2022年1月

「戦争体験と『経験』——語り部のライフヒストリー研究のために」 ⾚川学・祐成保志編『社会の解読力〈歴史編〉――現在せざるものへの経路』新曜社、65-85頁、2022年3月

論文

「軍隊と地域の結節点としての下宿——軍人と地域住民の相互行為過程を通した関係形成に着目して」『ソシオロゴス』(ソシオロゴス編集委員会刊)40号、79-94頁、2016年10月

「管理からみる戦死者慰霊施設──立地地域における各担い手に着目して」『宗教と社会』(「宗教と社会」学会刊)23号、31-45頁、2017年6月

「記念空間造成事業における担い手の軍隊経験―—予科練の戦友会と地域婦人会に焦点を当てて」『社会学評論』(日本社会学会刊)69巻3号、 406-423頁、 2018年12月

「軍学校出身者の立身出世をめぐる自己確認——予科練戦友会会報から」『理論と動態』(社会理論動態研究所刊) 14号、 10-27頁、2021年11月

「日本における軍事社会学の受容──一つの「戦争社会学」史の試み」『社会学評論』(日本社会学会刊)72巻3号、 241-257頁、2021年12月

「公立戦争博物館における教育・観光の分業と兼業——海軍航空隊展示製作過程における施設認識のせめぎ合い」『軍事史学』(軍事史学会刊)57巻4号 、57-77 頁、2022年3月

学歴

2014年  東京大学 文学部 行動文化学科 社会学専修課程 卒業

2016年  東京大学大学院 人文社会系研究科 社会学専門分野 修士課程 修了

2020年 東京大学大学院 人文社会系研究科 社会文化研究専攻 社会学専門分野 博士課程 修了、 博士(社会学)取得

受賞等

2021年4月 第2回東京大学而立賞

2023年10月 日本社会学会第22回奨励賞(著書の部)

委員

2021年4月 - 2023年6月 Tokyo Academic Review of Books, 評議員

2020年5月 - 現在 戦争社会学研究会, 戦争社会学研究編集委員会 編集委員

2022年4月 - 現在 戦争社会学研究会, 副編集委員長 兼 運営委員

2023年9月 - 現在 日本オーラル・ヒストリー学会,理事