市川裕/Hiroshi ICHIKAWA

東京大学名誉教授

東京大学名誉教授
ユダヤ教研究

Professor Emeritus, The University of Tokyo
Judaism Studies

ROLESでの活動

所属プロジェクト・分科会

業績

業績

単著

『ユダヤ人とユダヤ教』岩波新書、2019年1月

『ユダヤ教の歴史』、山川出版社、2009年11月

『ユダヤ教の精神構造 増補新装版』、東京大学出版会、2020年5

『ユダヤ的叡智の系譜―タルムード文化論序説』東京大学出版会、2022年3月

共著・編著

『図説 ユダヤ教の歴史』(編著)、河出書房新社、2015年3月

『ユダヤ人と国民国家』(臼杵陽・大塚和夫・手島勲矢と共編)、岩波書店、2008年9月、(論文)「宗教学からみた近代ユダヤ人のアイデンティティ」、2-22頁

論文

“Legacy of the Prophetic Experience in Judaism,” in T. Iwami et al (eds) Consciousness and Reality—Studies in Memory of Toshihiko Izutsu, Iwanami Shoten Publishers, 1998. 2, pp. 183-200

“Prospects of Japanese Translation of the Babylonian Talmud,” PaRDeS: Journal of the Association of Jewish Studes 23 (2017), pp. 183-198

 “Jewish Coexistence: Past, Present and Future,” Special Issue: Coexistence in the World of Abrahamic Monotheism: With Special Attention to Islam, Orient Vol. 58, Journal of the Society for Near Eastern Studies in Japan, 2023, pp. 7-27

“Toward the ‘Second Axial Age’—The Spiritual Revolution of Humanity and Self-transformation,” The Journal of Oriental Studies, Vol.32,, tr. by S. Hashimoto, The Institute of Oriental Philosophy, Tokyo, 2023, pp. 147-161

翻訳・監訳

『マッコート篇』(バビロニア・タルムード4/5、ネズィキーンの巻)(翻訳監修)、三貴、1996年4月、(解説)「マッコート篇 解説」、ii-xxiii頁

イェルク・リュプケ『パンテオン―新たな古代ローマ宗教史』(松村一男と監訳)東京大学出版会、2024年3月

学歴

1982年7月~1985年7月 ヘブライ大学(エルサレム、イスラエル)人文学部タルムード学科特別生等

1986年3月 東京大学大学院 人文科学研究科 宗教学・宗教史学専門課程 博士課程(満期退学)

1976年3月 東京大学 法学部第II類(公法コース)卒

職歴

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・共同研究員

同志社大学一神教学際センター・共同研究員

国立民族学博物館・共同研究員

ボストン大学人文学部客員研究員Visiting Scholar1998年10~11月

2019年3月 同上定年退職。6月、東京大学名誉教授

2004年4月 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授

1991年4月 東京大学文学部助教授、1995年4月同大学院人文社会系研究科助教授

1986年5月 筑波大学哲学・思想学系文部技官、1990年9月 同哲学・思想学系専任講師

研究成果

2020-2023年度「生きられた古代宗教の視点による古代ユダヤ変革期の東地中海世界の総合的宗教史構築」(研究代表者)

2017-2019年度「イスラエル国ガリラヤ地方の新出土シナゴーグ資料に基づく一神教の宗教史再構築」(研究代表者)

2013-2016年度「ユダヤ・イスラーム宗教共同体の起源と特性に関する文明史的研究」(研究代表者)