2024年1月1日付で、
国末憲人氏(前・朝日新聞論説委員)が、東京大学先端科学技術研究センター・グローバルセキュリティ・宗教分野の特任教授に就任しました。
国末憲人氏は、1987年に朝日新聞社に入社して以来、世界各地の紛争やテロリズム、あるいはポピュリズムの政治に関して先駆的な報道を積み重ね、日本を代表する国際報道記者としての評価を築いてきました。その著作は多くありますが、昨年10月には『ロシア・ウクライナ戦争 近景と遠景』(岩波書店)をまとめています。
経歴と業績の抜粋は国末氏のプロフィール欄に記載されています。
国末氏は、2023年7月以来、朝日新聞論説委員としての業務の傍、客員上級研究員として東大先端研の調査研究事業に関与してきましたが、2024年1月より、特任教授として常勤で加わることになりました。
国末氏の加入により、東大先端研グローバルセキュリティ・宗教分野およびそれが実施する研究プロジェクトROLESの機動性・即応性が大幅に向上し、社会への発信がより厚みを持ち安定したものとなることが期待されます。