報告書公開

2021 / 06 / 03 (Thu.)

ROLES COMMENRARY No.3「日露関係の教訓と課題―安倍政権から菅政権へ」を刊行しました

ROLES COMMENTARY No. 3が刊行されました。

鶴岡路人「日露関係の教訓と課題―安倍政権から菅政権へ」ROLES COMMENTARY No. 3, 2021年5月

米国・既存秩序の動揺に関する分科会に参加していただいている鶴岡先生は、Carnegie Moscow Centerのウェブサイトで、同テーマに関する英語論考 Michito Tsuruoka, “Japan-Russia Reality-Check,” Carnegie Moscow Center, 17 March 2021を刊行していますが、今回、入念に議論を敷衍・拡充し、注を充実させた日本語版をお寄せいただきました。英語版と併せてお読みください。

末尾に付記されていますように、3月21日脱稿の原稿が、COMMENTARYの立ち上げと編集作業に手間取るうちに遅れてしまい、最終的にアップロードが本日となってしまったことを、著者の鶴岡先生と、お待ちいただいた読者の皆様にお詫びします。

なお、本論考が刊行されるまでの間に、全国紙などでも、専門的な記者たちにより、安倍政権の外交政策、特に対露政策の検証に関する調査報道が発表されています。一例として、朝日新聞紙上および電子版に掲載された特集「未完の最長政権 第3部 功と罪 阿部外交の深層」をご紹介します。この特集の第3部の全12回のうち、第6回第7回第8回は本論考のテーマと重なる題材を扱っています。

ただし本論考は、朝日新聞の特集が刊行される以前の、2021年3月の段階で執筆されております。

ROLESは、大学中に位置したシンクタンクという比較的に自由な立場から、日本外交に関する分析と提言を行なっていきます。