講演:
ウイリアム・ジェームズ (ロンドン大学キングスカレッジ、大戦略研究センター研究員)
司会:
松田拓也 (東大先端研ROLES特任研究員)
日時: 2024年5月7日 (火) 午後5:00-6:30(日本時間)
形式: Zoomウェビナー
使用言語: 英語
参加費:無料 (
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イギリスはアメリカの覇権の下で、どのような大戦略を描いてきたのでしょうか。本書は第二次世界大戦、1960年代、70年代の英国の「スエズ以東」からの撤退、そして2003年のイラク戦争の3つ歴史的事例を取り上げながら、アメリカの同盟国としてのイギリス外交を描きます。日米同盟を外交の重要な基軸と位置付ける日本にとって、同様にアメリカの同盟国として大西洋関係のみならず20世紀の国際政治で大きな役割を果たしたイギリス外交は、大いに示唆に富むものだと言えるでしょう。
このウェビナーでは、刊行記念のブック・ローンチ(Book Launch)として、今年1月に英国で刊行されましたBritish Grand Strategy in the Age of American Hegemony (「アメリカの覇権の時代における英国の大戦略」)”を著した新進気鋭の若手国際政治学者、ウイリアム・ジェームズ先生(ロンドン大学キングスカレッジ、大戦略研究センター研究員)をお招きし、本書の内容、そして日本外交やインド太平洋の安全保障への示唆に関して、詳しくお話を頂きます。アメリカの覇権の下でイギリスの描いた大戦略を取り上げた本書を紐解きながら、特に第二次世界大戦の事例などをお話し頂きます。
また、これは東京大学・先端科学技術研究センターのROLES(先端研創発研究オープンラボ)において、政策的含意に富む海外の若手研究者の最新の研究成果を紹介し、そのテーマについて広く一般向けに議論する場を提供する試みでもあります。
本ウェビナーにご関心の皆様は、ぜひ本書の入手をご検討頂けますと幸いです。詳しくは
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