松本充豊

京都女子大学現代社会学部現代社会学科・教授

京都女子大学現代社会学部教授
2001年に神戸大学大学院国際協力研究科助手に就任、2002年には国立台湾大学国家発展研究所で客員研究員を兼任。2003年に長崎外国語大学外国語学部助教授に就任、加えて台湾中央研究院政治学研究所客員研究員などを兼任。2007年に長崎外国語大学外国語学部准教授に就任。2010年からは天理大学国際学部准教授に就任、2014年からは同大学同学部教授を務める。2015年から京都女子大学現代社会学部教授に就任。専門は比較政治学、現代台湾政治、中台関係、東アジア政治経済論。

Activities

Working Group

Single Author

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『中国国民党「党営事業」の研究』アジア政経学会、2002年.

Coauthor

『現代アジア事典』文眞堂、2009年.(村尾育英会学術奨励賞)

Partial Contribution

川上桃子、松本はる香編『中台関係のダイナミズムと台湾-馬英九政権期の展開』(分担執筆:「「両岸三党」政治とクライアンテリズム――中国の影響力メカニズムの比較政治学的分析――」)アジア経済研究所、2019年.

福田保編『アジアの国際関係-移行期の地域秩序』(分担執筆:「台湾海峡―せめぎあう2つのナショナリズム」)春風社、2018年.

松田康博、清水麗編著『現代台湾の政治経済と中台関係』(分担執筆:「中台協定の政策決定分析」)晃洋書房、2018年.

若林正丈編『現代台湾政治を読み解く』(分担執筆:「政党組織研究から読み解く」)研文出版、2014年.

大賀哲編『北東アジアの市民社会 : 投企と紐帯』(分担執筆:「総統をめぐる理想と現実」)国際書院、2013年.

岩崎正洋編『選挙と民主主義』(分担執筆:「小選挙区比例代表並立制による議会選挙と大統領選挙:台湾・韓国」)吉田書店、2013年.

『台灣民主化下的兩岸關係與台日關係』(分担執筆:「台灣半總統制的制度設計與其運作―馬英九政府的個案分析」)國立政治大學當代日本研究中心、2013年.

『馬英九再選 : 2012年台湾総選挙の結果とその影響』(分担執筆:「中国国民党と馬英九の戦略」及び「民主進歩党と蔡英文の挑戦」)日本貿易振興機構アジア経済研究所、2012年.

日本比較政治学会編『現代民主主義の再検討』(分担執筆:「台湾における政権交代と検察制度の独立性」)ミネルヴァ書房、2012年.

岩崎正洋編著『政党システムの理論と実際』(分担執筆:「台湾の政党システム」)おうふう、2011年.

若林正丈編『ポスト民主化期の台湾政治 陳水扁政権の8年』(分担執筆:「金権政治の再編と政治腐敗」及び「国民党の政権奪回―馬英九とその選挙戦略―」)アジア経済研究所、2010年.

Kosuke Mizuno and Pasuk Phongpaichit eds., Populism in Asia(分担執筆:” Populism and Nationalism in Taiwan: The Rise and Decline of Chen Shui-Bian”), Kyoto University Press in association with NUS Press, 2009.

若林正丈編『台湾総合研究』(分担執筆:「新興民主主義と腐敗」)アジア経済研究所、2008年.

片山裕、大西裕編『アジアの政治経済・入門』(分担執筆:「台湾 : 中小企業王国の発展とその変貌」)有斐閣、2006年.

石井貫太郎編著『開発途上国の政治的リーダーたち 祖国の建設と再建に挑んだ14人』(分担執筆:「李登輝」)ミネルヴァ書房、2005年.

佐藤幸人、竹内孝之編『陳水扁再選 : 台湾総統選挙と第二期陳政権の課題』(分担執筆:「「黒金」問題への取り組み」)アジア経済研究所、2004年.

岸川毅、岩崎正洋編『アクセス地域研究Ⅰ―民主化の多様な姿』(分担執筆:「台湾」) 日本経済評論社、2004年.

Papers

「習近平政権と「恵台政策」」『問題と研究』第48巻第2号、2019年、1-41頁.

「国際情勢ウォッチング 台湾・新政権の対外政策について」『CISTEC journal』第164号、2016年7月、121-133頁.

「蔡英文総統の政権運営に関する一考察」『問題と研究』第45巻第3号、2016年、89-114頁.

「国会改革 民進党改革案の検討を中心に」『アジ研ワールド・トレンド』第254号、2016年11月、20-21頁.

「「中台協定の法制化」をめぐる政治過程 : 中国国民党・李登輝政権期を中心に」『天理臺灣學報』第23号、2014年6月、83-99頁.

「台湾の半大統領制における政策決定 : 「両岸経済協力枠組み協定(ECFA)」の事例を中心に」『東洋文化』第94号、2014年3月、29-60頁.

「中台政治協議に関する初歩的考察」『中国文化研究』第30号、2014年、133-150頁.

「馬英九政権と台湾の半大統領制」『天理臺灣學報』第21号、2012年6月、61-75頁.

「台湾政党組織研究の現状と課題」『ワセダアジアレビュー』第11号、2012年、42-47頁.

「台湾における政権交代と検察制度の独立性」『日本比較政治学会年報』第14巻第0号、2012年、89-115頁.

「苦悩する与党--台湾の半大統領制と中国国民党」『中国文化研究』第27号、2011年、1-18頁.

「「民選大統領のいる民主主義」における執政制度 : 台湾の事例」『長崎外大論叢』第13号、 2009年12月、159-172頁.

「ポピュリズムから実利主義へ--2008年台湾立法委員選挙・総統選挙の一考察」『問題と研究』第37巻第2号、2008年、29-52頁.

「新興民主主義におけるポピュリズムと大衆組織」『長崎外大論叢』第11号、2007年12月、141-151頁.

「台湾の地方自治と市長選挙--台北市、高雄市の事例」『問題と研究』第36巻第1号、2007年、73-92頁.

「民主化と政治制度の選択--逸脱事例としての台湾」『現代台湾研究』第30・31号、2006年11月、138-154頁.

「陳水扁の政治手法と台湾の不安定な民主主義」『長崎外大論叢』第10号、2006年11月、231-245頁.

「馬英九体制の中国国民党とその課題」『問題と研究』第35巻第1号、2006年、51-68頁.

「第六期立法委員選挙と陳水扁政権の課題」『問題と研究』第34巻第5号、2005年2月、48-58頁.

「書評 北波道子著『後発工業国の経済発展と電力事業--台湾電力の発展と工業化』」『現代台湾研究』第26号、2004年7月、54-59頁.

「台湾/立法委員・県市長選挙と「黒金政治」」『アジ研ワールド・トレンド』第8巻第4号、2002年4月、39-46頁.

「中国国民党「党営事業」の研究 : 「非国家資源」としての視点から」2001年3月(神戸大学博士論文)(村尾育英会学術奨励賞)

台湾の政治的民主化と中国国民党「党営事業」『日本台湾学会報』第3号、2001年5月、1-23頁.

「中国国民党「党営事業」の発展モデル--権威主義体制時期を中心に」『現代台湾研究』第20号、2000年10月、32-51頁.

「陳水扁新政権下の台湾政治ーその現況と展望ー」『東京財団論点シリーズ』第29号、1-36頁.

「<書評>宋立水著『アジアNIESの工業化過程--資本と技術の形成』」『アジア経済』第41巻第4号、2000年4月、68-71頁.

「戦後台湾の国民党政権と党営事業」『現代台湾研究』第18号、1999年12月、53-66頁.

Social Publications

「「国共和解」から15年の中台関係」『交流』第953号、2020年8月、2-18頁.

「台湾にみる選挙制度とその帰結」『交流』第948号、2020年3月、1-13頁.

「総統選挙と台湾(2)蔣経国総統の選出から李登輝総統の選出まで」『交流』第945号、2019年12月、36-47頁.

「「恵台政策」から見た習近平政権の対台湾政策」『東亜』第627号、2019年9月、20-28頁.

「総統選挙と台湾(1)蔣介石総統選出の事例を中心に」『交流』第940号、2019年7月、5-15頁.

「中国の影響力行使の可能性と限界 : 「台商」による「帰台投票」の事例を中心に」『交流』第937号、2019年4月、17-26頁.

「中国のシャープパワーと台湾」『交流』第934号、2019年1月、20-30頁.