家永真幸

東京女子大学現代教養学部・教授

東京女子大学現代教養学部准教授
アジア国際関係論、中国政治外交史、国際文化論、台湾問題
東京医科歯科大学教養部第二外国語分野(中国語)准教授(2012年―2018年)、東京女子大学現代教養学部准教授(2019年―2023年)を経て、2024年4月より現職。

ROLESでの活動

所属プロジェクト・分科会

業績

業績

単著

『パンダ外交』 メディアファクトリー新書、2011年2月.

『国宝の政治史――「中国」の故宮とパンダ』 東京大学出版会、2017年(第39回発展途上国研究奨励賞、第13回樫山純三賞受賞).

共著・編著

若林正丈・家永真幸編『台湾研究入門』(共編者、担当執筆: 第Ⅱ部第5章「分断国家の正統性」、第Ⅰ~Ⅳ部リード文)東京大学出版会、2020年.

分担執筆

川島真・小嶋華津子編著『よくわかる現代中国政治』(分担執筆: 第1部Ⅰ-4「様々な「中国論」」)ミネルヴァ書房、2019年.

川島真・中村元哉編著『中華民国史研究の動向――中国と日本の中国近代史理解』(分担執筆: 第18章「台湾――『台湾光復研究』(第15巻)」)晃洋書房、2019年.

松田康博・清水麗編著『現代台湾の政治経済と中台関係』(分担執筆: 第7章「馬英九政権の文化政策と両岸関係(2008-16年)」)晃洋書房、2018年.

赤松美和子・若松大祐編『台湾を知るための60章』(分担執筆: 第16章「統一・独立・現状維持」、第51章「中国との関係」、コラム3「故宮博物院」) 明石書店、2016年8月.

園田茂人編・歩平校閲『日中関係40年史(1972~2012) Ⅲ 社会・文化巻』 (分担執筆: 第1章「熊猫来了!(1972)――中国対日軟実力史」)社会科学文献出版社  2014年7月 (ISBN: 978

岩波書店辞典編集部編『岩波 世界人名大辞典』 (分担執筆:「張光直」「陳鼓應」「陳紹馨」項) 岩波書店、2013年12月.

園田茂人編『日中関係史1972-2012 Ⅲ.社会・文化』(分担執筆:第1章「パンダがやってきた!(一九七二年)――中国の対日ソフト・パワー史」) 東京大学出版会、2012年9月.

論文

「台湾政治研究の回顧と展望(2008-2018年)――この10年、これからの10年」『日本台湾学会報』21号、2019年

「中華民国における清朝皇室コレクションの国宝化」東京医科歯科大学教養部研究紀要 (45) 15 - 30 2015年3月.

「清末中国における皇室コレクションの博物館化」東京医科歯科大学教養部研究紀要 (44) 23 - 36 2014年3月.

「中国の『博物館』受容に関する初歩的検討」東京医科歯科大学教養部研究紀要 (43) 27 - 42 2013年3月

「일중우호와‘판다신화’(日中友好と「パンダ神話」)」 동북아역사재단(엮음)『동아시아의역사서술과평화:사회・국가・세계』(동북아역사재단、2011年), 191 - 205 2011年9月.

“The Nationalist Regime's Building of Southwest China and "Panda Diplomacy" Transactions of the International Conference of Eastern Studies〔国際東方学者会議紀要〕 (55) 67 - 84 2010年.

「南京国民政府期における中国『パンダ外交』の形成(1928-1949)」『アジア研究』 55(3) 1 - 17 2009年.

「故宮博物院與1949年後中国的国家正統性之存在」胡春恵、唐啓華編『両岸三地歴史学研究生研討会論文選集〔2007〕』(国立政治大学歴史学系、香港珠海書院亜洲研究中心、2008)、413 – 422頁、2008年.

「故宮博物院をめぐる戦後の両岸対立(1949-1966)」『日本台湾学会報』 (9) 93 - 114 2007年.

刊行物・報告

中国・権威主義体制に関する分科会2020年度第4回会合報告「台湾民主化の外国要因に関する初歩的検討」

ROLES REPORT No.15 家永真幸「中国の台湾問題をめぐる「外国勢力」への警戒言説」

学歴

2006年4月 - 2012年3月 東京大学大学院 総合文化研究科 地域文化研究専攻 博士課程

2004年4月 - 2006年3月 東京大学大学院 総合文化研究科 地域文化研究専攻 修士課程

2000年4月 - 2004年3月 東京大学 教養学部 地域文化研究学科・アジア分科

受賞等

(受賞)第13回樫山純三賞(学術書分野、樫山奨学財団)、2018年11月.

(受賞)第39回発展途上国研究奨励賞(アジア経済研究所)、2018年7月.