東京大学先端科学技術研究センター・グローバルセキュリティ・宗教分野の特任研究員を2020年10月1日から2021年6月30日にかけて務められた
周俊宇先生(台湾政治大学台湾史研究所・助理教授)が、
2023年12月25日に死去されました。
周俊宇先生には、草創期のROLESにご関与いただき、プロジェクトの発展に後押しをいただきました。短い在職中にも論文「日本統治初期台湾における公学校日本人教員の台湾人認識ー『台湾教育会雑誌』における修身教育論を手がかりとしてー」
『植民地教育史研究年報23 南洋群島・南方占領地、満州教育史研究の蓄積と課題』(2021 年4月7日刊)等を発表され、台湾政治大学にご栄転後、さらに活発に論文や学会報告を行っておられました。また、日本のアジア研究の著作を数多く翻訳されており、日台の学術交流の最前線に立つ方でした。
周俊宇先生の早逝を深く悼み、心から哀悼の意を表します。